CSR REPORT 2016
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28Environmental ResponsibilityCGC GROUP CSR REPORT 2016CGCグループは北海道から沖縄まで全国物流網を築いています地球環境保全と持続可能な社会づくりにむけて輸送方法を見直しているほか非常時には相互支援もおこないますグループ物流もecoを追求北海道本部センター東北本部センター九州JDセンター千葉JDセンター神奈川JDセンター東海JDセンター新潟JDセンター北陸JDセンター関西JDセンター四国本部センター中国JDセンター南九州JDセンター北関東JDセンター東京チルド広域センター青果広域センター神戸チルド広域センター東日本生鮮広域センターグロサリー広域センター西日本広域支援センター広域物流をモーダルシフト西日本にも生鮮流通センター緊急支援物資の備蓄で 非常時に迅速対応CGCグループでは、貨物輸送をトラックから鉄道に転換させる「モーダルシフト」に2015年3月から実験的に取り組み始めました。鉄道による輸送はトラックと比べて二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないメリットがあります。具体的には、埼玉県所沢市にある「CGCグロサリー広域センター」から九州CGCが管轄する「九州JDセンター」向けのCGC商品の輸送にこのモーダルシフトの取り組みを導入しています。対象商品は常温で運べる加工食品、菓子、酒、雑貨です。月間40コンテナ(1コンテナ5トン)を走らせています。9月からは北海道のラルズと、青果物の輸送でも鉄道を利用するなど、全国にも広がっています。 2015年10月に「CGC西日本生鮮広域センター」を新たに稼働させました。取扱商品は食肉、水産、惣菜の冷凍品です。北陸・東海以西の加盟企業向けには、このセンターから商品を運びます。大規模災害が発生した時には、11の地区本部・支社から緊急対応商品を積んだトラックを10トン車3台ずつ、9時間以内に被災地に向けて出発させます。JDセンターには災害に備えた設備の導入も進めています。3万リットルの燃料を貯蔵できるインタンク(自家用給油所)を関東地区で設置しているほか、緊急用自家発電装置、支援用1トン水タンク、支援用ビニールシート、ロープなども備えてあります。緊急物資用の水も関東地区だけで1万5,000ケース分を常時備蓄しています。大規模災害時にはCGCグループの物流センターが相互支援をおこなう協定を結んだほか、緊急物資となる水などを備蓄しています。2016年4月の熊本地震でも地域のライフラインを担う加盟企業向けに物資を供給しました関東のJDセンターには専用の給油所を設置「CGC災害マニュアル」を発行。内容は随時更新しています全地区本部のセンターから被災地に物資を供給10t車3台11地区本部・支社大規模激甚災害時相互支援協定

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