CSR REPORT 2017
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42Environmental ResponsibilityCGC GROUP CSR REPORT 20172016年3月に「モーダルシフト推進協議会」を立ち上げ、CGCや日本貨物鉄道など4社で取り組みを進めています。16年は国土交通省の事業推進の補助金申請をして認定されました。この取組効果のひとつは「物流の一元化」で不透明な物流コストが見えるようになったことです。物流費の改善につながり、お客様には商品価格で還元し、生産者にもお返しすることができました。生産者からの青果物の仕入れで鉄道輸送を選択するのはCGCグループが全国初の取り組みです。こんごは青果以外にも広げていきます。「物流コストの見える化」も進みます全国の最適な物流網の構築を目指すCGCグループでは、輸送手段も見直しています。トラックや運転手不足の課題を抱える中で、環境面からも重要な位置づけとなるのが鉄道コンテナ輸送への転換(モーダルシフト)です。2015年から実験的に取り組んでいます。16年も着々と進めコンテナ450本分(12フィート換算)を走らせました。これは前年の2倍以上です。モーダルシフトには大きく2つに分けて取り組んでいます。ひとつは、加工食品などのグロサリー商品の鉄道輸送です。埼玉県川越市にあるグロサリー広域センターと各地区本部のJDセンター間の輸送に取り入れています。もうひとつが、青果物の輸送です。これは北海道のラルズとCGC青果チームが連携して、玉ねぎ、かぼちゃ、にんじんや竹の子の水煮などを運んでいます。川越のCGC青果センターとラルズ・生鮮食品流通センター(石狩市)を結んでいるほか、新潟、神戸、熊本などの生産者からの入荷手段にも活用しています。熊本地震の際も、緊急物資の輸送に使いました。環境にも人にもやさしい鉄道を活用したモーダルシフト2016年は全国で初めて生産者からの青果物の仕入れに生かしました物流問題にも対応鉄道コンテナ輸送を着々と進める九州CGCJDセンター[福岡]CGCグロサリー広域センター[埼玉]CO2排出量の差鉄道トラック約70%減約70%減鉄 道1,261km(11km)(16km)トラック1,247km(1000tあたり)単位:t-CO233.8112CGCグロサリー広域センター(埼玉)と九州JDセンター(福岡)間を鉄道(トラック含む)とトラックで輸送した場合のCO2排出量の差CGC青果センター(川越市)からラルズの石狩にあるセンターに運ぶ玉ねぎ(佐賀産や輸入品)の輸送状況をチェックJRコンテナからフォークリフトで荷降ろし。「昔の大地たまねぎ」が到着しましたラルズの青果売場で売られている玉ねぎ。国内を産地移動させるほか、端境期には輸入品もあるためCGCから年間供給を受けていますラルズ(北海道)生鮮食品グループ第1商品部ゼネラルマネジャー(CGC青果・全国委員長)門脇 幸治さん
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