CSR&CSV REPORT 2018
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生鮮品国内農家の高齢化や異常気象などで農作物の安定供給は難しくなってきています。加盟企業が力を合わせて産地開発をすることで、海外からも生産者の顔が見える農作物を直輸入することができます。食料の争奪戦に贏(か)ち、これからも「世界中から良いものを」お届けします。加工品海外で製造しているCGC商品は、シジシージャパンの開発担当者だけでなく加盟企業の代表バイヤーも現地で製造ラインと品質を確認しています。安心・安全でおいしい商品をお客様にお届けできるようにCGCグループが一丸になって開発に携わっています。青果全国開発会議委員長ラルズ(北海道)第1商品部GM門脇 幸治さん食品全国開発会議委員長 ユニバース(青森)ドライ食品部門長細越 幸司さん優良産地と信頼を深めるアメリカ産スイートコーンアメリカ産オーガニックミックスベジタブルアメリカ産ビーフカナダ産ポークサーモン、銀鮭、ムール貝、えびアスパラガス、ワインなど中南米6カ国アメリカ産ぶどうチリ産銀鮭アルゼンチン産赤えびエクアドル産バナナエクアドル産バナメイえび1973年の第1次オイルショックの際、洗剤など生活必需品を緊急輸入したことが、シジシージャパンの協業活動を軌道に乗せるきっかけになりました。以来、国内商品とともに海外でもプライベ一トブランド(PB)商品の開発を推進し、現在、44カ国から商品を開発輸入しています。製造委託先はHACCPやIS09001など第三者認証を取得し、CGCの工場点検に合格した企業に限定しています。海外の製造委託工場数は2017年度末で140カ所にのぼります。輸入品を代表するのが鮭鱒で、その規模は店頭売価ベ一スで年間197億円。チリ、ノルウェー、アメリカのほか、アフリカのレソト王国からも輸入しています。世界的な食料の逼迫が懸念されるなか、シジシージャパンは世界の優良産地との信頼関係をさらに深め、優れた品質の商品を日本の消費者の皆様に安定的に供給していきます。シアトル事務所スイートコーンホール、クリームチーズポテト、ブルーベリー、ピーナッツメープルシロップ、冷凍野菜など北米3カ国16CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2018

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