CSR&CSV REPORT 2018
9/55

「協業のこころ」を伝える築嶋 俊之株式会社九州シジシー 会長 [西鉄ストア 顧問]Toshiyuki Chikushima私は西鉄ストア社長着任の2年目に九州シジシーの会長職を拝任しました。以来、さまざまな場で協業活動に熱心な先輩経営者の皆さんから「協業活動は各社が異体同心になり積極的に参画することでメリットを享受できる」「CGC商品は競合との差別化のために大きな武器になる」「加盟企業同士は切磋琢磨する一方で、情報共有も行い互いを高め合える」といったお話を聞き、CGCの協業活動の真髄をじかに感得できたことはありがたいことでした。協業活動は、加盟企業が自ら積極的に参画しなければメリットが得られないことを、商品の導入・販売、全国・地区のチェッカーフェスティバルなど、さまざまな機会に肌で感じています。一方で加盟企業同士の横の交流・絆も深いことに驚かされます。さまざまな人、商品、情報、仕組みなどが行き交うことでCGCグループという組織の奥深さが醸成され46年もの間、持続的な活動を続けてこられたのだと感じています。CGCが進める協業活動は、まず加盟企業の経営者自身がその良さやメリットを十分認識し、それを本部から現場の従業員にまで伝え続け、理解してもらい、前向きな行動に変えてもらうことが大事だと考えています。お店の最前線まで共通認識を持ってもらうのは1企業でもなかなか難しいことですが、全国各地で動き出した販売部長会が大きな推進力になるものと期待を寄せています。今後も、近未来のスーパーマーケットのあり方をCGCグループ内外の英知を集めて模索しながら、さまざまな挑戦の旗振りをしていただきたいと切望します。行動を変えるまで伝え続ける7CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2018

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る