日頃はCGCグループの協業活動に格別のご高配をいただき誠にありがとうございます。 2018年度、CGCグループは「CHANGE! 変える、変わる、私たちの未来『つながる』から『つなげる』へ CGCグループ地域愛着宣言」という活動スローガンを掲げて、協業活動を推進してまいりました。 2018年はご高承の通り、全国各地で次々に自然災害に見舞われる異常な状態が続きました。私どもでは被災地の加盟企業を支援するため緊急対策室を7回も開設しました。 そうした一連の体験から大きな教訓を得ました。これだけ大きな災害が度重なると、発生後の対応だけでは十分な手が打てないということです。食料品など各種インフラが復旧するまでに必要な最低限の物資は、家庭でも、お店でも、メーカー側でも在庫しておく必要があると強く感じました。 備蓄と言うと堅苦しくなってしまいますが、お水やパックご飯、乾電池など災害への備えに必要な商品を、ふだんから少し多めに買い求め、食べたり使ったりして「生活在庫」として回していく習慣をつけておけば、初動で慌てることはなくなります。そのニーズに応えるために、お店でも、メーカー側でも「生活在庫」として好適な商品をふだんから多めに仕入れたり製造したりして、お客様に呼びかけていく——それぞれが常日頃から「備災」や「生活在庫」を意識して行動していくことがとても大事だということから、CGCグループでは2019年年初からグループをあげて「備災・生活在庫運動」を推進し始めました。また、2017年から始めた「スカスカ商品撲滅運動」も複数のメーカー様の賛同を得て、具体的に容器包材が適正化された商品が誕生しました。 私たちの周りには冷静に考えてみると「?」と思うことがたくさんあります。それを声に出し、具体的に変える行動に出なければ事態は変わりません。そんな思いで取り組んだここ1年の協業活動の軌跡を本レポートでご理解いただければ幸いです。 今後ともご理解・ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。トップメッセージ変える行動を自ら起こす株式会社シジシージャパングループ代表Atsuhiro Horiuchi1CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2019
元のページ ../index.html#3