環境事例発表会は加盟企業の独自の取り組みを学ぶ場です。2016年に「CGC環境CSR発表会」に名称を変更し、今回で通算6回目となりました。加盟企業は店内外のエコ活動や食育を核にした地域社会における関係づくりなどを行っています。先進事例を学び合う「第6回ＣＧＣ環境CSR発表会」を2018年11月30日に東京・新宿のＣＧＣ会議室で開催し、全国の加盟企業の環境担当者など36社46人が出席しました。これは企業が取り組んでいる環境活動を発表して、参加企業と共に学び合いながら自社の取り組みにつなげていくものです。今回は、高知県の土佐山田ショッピングセンター、三重県のぎゅーとら、静岡県の静鉄ストアの3社が発表しました。環境省リサイクル推進室の金子浩明室長補佐がプラスチック問題について解説しました。欧州議会がEU市場全体における使い捨てプラスチック製品（食器、カトラリー、ストローなど）を2021年から禁止する規制案を可決するなどの動きが出ており、日本でも「プラスチック資源循環戦略」を立案し、数値目標も掲げてリサイクルの推進や海洋プラスチック対策、バイオプラスチックの導入を進めていくと話されました。「ＣＧＣ環境CSR発表会」の開催環境省担当者がプラスチック問題解説地域密着プロジェクトリーダーとして地元高校生と一緒に米作りをしたり、生産者と共に小学校でお茶の淹れ方を教えたり、体験施設「バリュークックス」で料理教室を開催するなど様々な活動で地域の活性化につなげています。地域清掃活動への参加では、伊勢駅前の清掃など行政からの呼びかけがあれば必ず協力しています。リサイクルでポイントのたまる機械を全店に設置するなど楽しみながら環境活動に参加いただける取り組みをしています。当社はエコアクション21を2017年11月に取得しました（環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム）。認証取得により環境負荷削減が進んだほか、従業員の環境への意識が格段に高まりました。土佐山田ショッピングセンター（高知）地域密着プロジェクトリーダー村田 友子 さんぎゅーとら（三重）品質管理室課長井倉 孝治 さん静鉄ストア（静岡）開発部係長大倉 寛 さん事例紹介加盟企業の環境やＣＳＲの取り組み事例を学び合うプラスチックに関する世界の動きや日本の対応を解説32CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2019
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