子どもたちの情操教育を支援「全国児童画コンクール」(主催=毎日新聞社、毎日小学生新聞、日本児童画振興会/後援=文部科学省/協賛=CGCグループ)は、1982年から37年にわたって協賛を続けている、地域の子ども達の情操教育支援を目的としたCGCグループの社会貢献活動です。全国の加盟企業・店舗が応募の拠点となり(第37回は165社2,448店舗が参加)、作品の募集活動、店舗での表彰式や作品展示などを通じて子どもたち、そのご家族、学校関係者などとコミュニケーションを深めるのも同コンクールの特長の一つ。応募された全作品は「子どもの想いが表現された世界に一つだけの作品」として慎重に管理・審査し、応募店舗を通じてすべての子どもたちに返却しています。応募作品数は第30回から毎回50万を上回り、子どもを対象にした国内の絵画コンクールでは最大規模を誇ります。2018年の第37回コンクールにも全国から56万7,938作品が集まりました。東日本大震災があった11年から毎年、被災児童応援のための寄付企画を継続しており、昨年は福島県に約284万円を寄付しています。CGCグループ最大・最長の社会貢献活動作品募集から返却までの流れ作品の募集期間が夏休み前後のため、毎年、家族やスポーツの思い出など、自分が楽しかったことを描いてくれた作品が集まります。第37回は自然災害が多く発生し、家族やボランティアの方に向けた「ありがとう」という感謝の気持ちを込めた絵も多く見受けられました。パソコンやスマートフォンが当たり前の世の中にあって、自分で感じて考えて、自分の手で描くという人間の本質的な素晴らしさを子どもたちが教えてくれました。家庭、学校、スーパーマーケットの地域社会が一緒になり、児童画を通して子供を育てていることがすばらしいですね。お店の方が中心となって絵を描く場が提供されていることをありがたく感じます。37年前に作品を描いた子どもが親になり、親と子どもが作品を通した思い出を語り合える。このコンクールは家族団らんの場を広げ、家族の大切なイベントになっているに違いないと思います。約57万枚もの作品を集められた、CGC加盟企業の皆様のご努力に感謝申し上げます。絵を描くことは情報を発信して共有すること。子ども達は、夏休みの中で一番思い出に残ったことを表現しています。描くことで想像力が高まり、子どもの可能性を広げることができる。今年はお祭りや歌舞伎などの伝統を描いた作品が多く見られました。コンクールを通して、日本文化の継承にも役立てていきたいと思います。審査委員長 東京造形大学 造形学部 教授 春日 明夫 さん文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官岡田 京子 さん毎日新聞社教育事業担当部長読書推進委員会事務局長知的財産ビジネス室委員戸澤 美佐 さん審査員の声社会貢献活動の取り組み | 次世代の育成支援2018年もCGCグループが協賛する「全国児童画コンクール」を開催しました。37回目となった今回は、加盟企業165社が参加し、2,448店舗で作品を募集。東日本大震災被災児童応援企画での寄付金の拠出も継続し、地域社会とのつながりをますます深めています。1月団体・学校へ作品返却12月自社表彰・作品展示 11月表彰式(東京・西新宿)10月作品審査7〜9月応募受付(店頭応募)6月団体・学校への案内(画用紙配布)37CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2019
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