CSR&CSV REPORT 2019
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 「弁当の日」スタート以来19年間、全国47都道府県で約2,300回の講演をしてきました。講演の際には全国のCGC加盟スーパーを見せていただいています。単に地域住民の健康で快適な生活を物質的に支えるだけでなく、食文化の継承や生産者支援につながる活動に深く敬意を感じています。 50年近く「教育」に関わる環境の中で生活してきた私は、「食」がいかに子どもの成長に大きな意味を持っているかを痛感してきました。子どもたちの「こころの居場所」づくりに家族の食卓は大切です。 私は学校給食賛成派です。冷凍食品もスーパーの惣菜も食べていますし、外食もします。大切なことは、「わが子の食事を作ることができる。それを楽しいと思える」心と体を「弁当の日」をとおして地域ぐるみで一緒にしっかりと作っておくことです。 「子育てが楽しい」と言い切る「弁当の日」世代を全国に増やそうとしています。「弁当の日」世代を増やしたい「弁当の日」提唱者竹下 和男 さん社会貢献活動の取り組み | 「弁当の日」で子どもの成長を応援子どもが作る「弁当の日」を応援CGCグループは共同通信社主催の「弁当の日」応援プロジェクトに協賛しています。「弁当の日」とは子どもたちがお弁当を作り、学校に持ってくる取り組みで、献立作りから買い物、調理、片付けまでを全て子ども自身が行うことで生きる力を身につけます。加盟企業では「弁当の日」提唱者の竹下和男さんの講演会を開催し、地域の学校が弁当の日を始めるきっかけを作ったり、店舗で子ども達の弁当作りを応援する売場を作ったり、弁当作り教室を開くなどさまざまな支援活動をしています。41CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2019

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