地域での環境活動も進む全国のCGCグループの加盟企業は独自の環境活動に取り組んでおり、SDGsの視点を経営に取り入れる企業が増えています。静岡県の静鉄ストアは、2019年にSDGsプロジェクトを発足し、活動を推進しています。静鉄ストアは、会社設立20周年にあたる2019年にSDGsプロジェクトを発足。人口減など様々な難題に直面する中、SDGsを経営の道標として「お客様から信頼され、選ばれる企業」を目指しています。同社では「企業の存在価値は地域や社会に必要とされることにある」と考え、①食育推進 ②人財育成 ③地域貢献 ④環境保全をCSR活動の柱にしています。同年4月のプロジェクト発足後、社内でのSDGsの理解と周知徹底に取り組みました。お客様の周知にも力を入れています。6月から店頭の古紙回収コーナーにSDGsのアイコンを掲示してお客様の行動がSDGsに貢献していることを伝えています。8月からはジュースのストローや、スプーン・フォークを紙製に変更。9月には有料レジ袋をバイオマス原料100%のものに変更するなどエシカル消費を促進しています。同社のCSRレポートでもSDGsを紹介し社内外に周知ストローを紙製に 静岡市とも連携へSDGsを経営の道標に/静鉄ストア[静岡]事例紹介各自の名札に「私たちのSDGs宣言」丑の日は食品廃棄ロス削減に予約強化SDGsのアイコンを掲示している■ SDGsの17目標に該当する静鉄ストアの主な活動35CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2020環境活動加盟企業
元のページ ../index.html#37