鹿児島県の大和は第38回全国児童画コンクールの募集活動を2019年6月から始めました。各店長が近隣の小学校と幼稚園など約290団体を訪問し、「夏休みの楽しかった思い出を自由に描いてください」と子どもたちに呼び掛け、画用紙を手渡しました。 2020年1月には各店に応募作品を展示し、店ごとに表彰式を行いました。例年、大型の2店では特設ステージを作り、近隣店舗と合同で大規模な表彰式を行っています。「学校訪問や展示の準備はたいへんですが、家族で嬉しそうに作品を見る姿を見ると、展示してよかったと毎回感じています」(藤井店長)。長野県のツルヤは、全国児童画コンクールに30年以上前から参加しています。年間を通じて食育企画を開催しているほか、一般財団法人誠志ツルヤ奨学会を1998年に設立し、食品に関連する分野を学ぶ学生を支援する給付型奨学金制度などでも地域の子どもたちの成長を応援しています。各店の店長は、小学校や幼稚園に参加の協力をお願いする手紙を書き、その後電話でもお願いをしてから各団体に画用紙を届けています。作品の引き取りと返却まで含めると、各団体に計3回足を運んでいます。毎年1〜3月には、各店がイートインスペースなどで応募作品の展示も行っています。福島県のリオン・ドール コーポレーションは、2020年1月に全店で全国児童画コンクールの作品展示を行いました。入賞者全員に作品展示の案内を送り、各店で表彰式を行ったほか、作品返却と合わせて幼稚園や保育園で表彰式も開催しています。喜多方西店の横山勇店長は1月24日に喜多方市立第四こども園を訪問。約60人の園児を前に入賞者2人に表彰状とメダルを授与し、応募した子ども全員にCGCの自由帳をプレゼントしました。同園の佐藤晃園長は「子どもたちの絵が多くの方に見てもらえることに感謝しています」と話していました。 全店で290団体を訪問/大和[鹿児島] 地域で子どもを育てる/ツルヤ[長野] 園を訪ね子どもたちを表彰/リオン・ドール コーポレーション[福島]事例紹介事例紹介事例紹介隈之城小学校の子どもたちに画用紙を届ける川内店の藤井直幸店長独自のパネルを持ち込み、簡易ステージを作って受賞者を表彰上田南幼稚園で子どもたちに参加を呼びかける神畑店の小林浩道店長社会貢献活動次世代の育成支援39CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2020
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