2020年11月27日に、第8回「CGCグループ環境CSR発表会」を東京・新宿のCGC会議室で開催しました。今回初めてオンラインのライブ配信も実施し、WEB参加を含めて36社37人が出席しました。この発表会は、加盟企業の成功事例を共有する場として2013年から毎年1回開催しています。今回は、農林水産省林野庁による基調講演のほか、北海道シジシーが環境保全や社会貢献活動を、岩手県のマイヤが地域とともに取り組む事例を発表しました。CGCグループでは、環境活動でも「よく集まり、よく話し合う」ことを大切にしています。2020年度は加盟企業の環境担当者が集まる「全国環境会議」を6回、「環境勉強会」を2回開催しました。環境に関する年間で最も大きなイベントが「CGCグループ環境CSR発表会」です。いずれの会議も、コロナ禍を受けてWEBとの併用で行いました。ここでも、よく集まる機会を創出第8回「CGCグループ環境CSR発表会」を開催――オンライン配信も 2019年に「認知症になってもやさしいスーパープロジェクト」を立ち上げ、滝沢市社会福祉協議会、同地域包括支援センター、岩手西北医師会と一体となって認知症の方の買い物支援を滝沢店で実施しています。 当社を含む東北4社からなるマークスホールディングスが設立した「公益財団法人マークスホールディングス育英会」を通じて東北地区の子ども達の健全な育成に貢献しています。年間1千万円を助成し、学校やスポーツ少年団に教育教材や用具、設備などを贈呈しています。 ごみの減量化やリサイクルの目標を立てて取り組む店舗を認定する「エコショップいわて認定店」の登録を進めています。現在13店舗ですが、さらに3店舗の登録を予定しています。昨年から新しいポイント還元「エコプラス」を開始しました。環境に配慮した商品や三陸の海の恵みを使用した商品の購入で2~5ポイントを付与しています。人、環境にやさしいスーパーへマイヤ[岩手]レジ袋の代金で森づくり北海道シジシー[北海道]事例紹介事例紹介 2008年の北海道でのレジ袋有料化に合わせて、有料レジ袋の販売利益を社会へ還元するため「北海道CGCみどりとこころの基金」を北海道の加盟企業9社で同年に設立しました。各社が有料レジ袋の販売金額全額を基金へ寄付しています。事業は主に助成事業と直轄事業があります。助成事業は環境保全や社会福祉、社会貢献に取り組む事業に対して幅広く助成を行うものです。 直轄事業では森づくり事業と奨学金事業の2つに取り組んでいます。2004年の台風18号は、支笏洞爺国立公園内の国有林に大きな風倒被害をもたらしました。これを受けて09年に北海道シジシーと石狩森林管理署で協定を結び、森づくりを開始しました。09~15年の「北海道CGCの森(別称はCGC水明郷の森)」を、第2期として11~18年に「CGC烏柵舞の森」の植林を行いました。 もう一つの奨学金給付事業は16年から開始。ひとり親家庭の高校生などに奨学金を給付しています。谷口哲也専務米谷春夫会長30CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2021環境活動情報共有
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