CSR&CSV REPORT 2021
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社会貢献活動こどもが作る弁当の日CGCグループは2013年から「弁当の日」の応援活動に取り組んでいます。地元小中学校の「弁当の日」に合わせて加盟店が商品やレシピを提案したり、買物講座の開催、竹下和男先生の講演会の開催などさまざまな支援活動をしています。CGCグループとして共同通信社主催の「弁当の日」応募プロジェクトに協賛しています。コロナ禍の今、生きる力育む「弁当の日」とは?「弁当の日」映画に協賛  2001年、香川県の小学校で竹下和男校長(当時)が始めた「弁当の日」。子どもたちが自分でお弁当を作って学校に持ってくるという取り組みです。献立作りや買い物、調理、弁当箱詰め、片付けまですべて子ども自身が行います。子どもたちは達成感を覚え、自己肯定感が育まれています。料理の大変さを実感することで親への感謝の心も知ります。大人たちは見守る大切さを知り、子どもの成長を通じて子育てが楽しいと思えるようになっています。家族団らんが増え、家庭に笑顔があふれるようになっています。現在、「弁当の日」実施校は約2,000校に拡大しています。 映画「弁当の日~『めんどくさい』は幸せへの近道~」が完成し、9月度全国トップ会で先行試写会が行われました。「はなちゃんのみそ汁」で知られる安武信吾氏が監督を務め、「弁当の日」を通じて台所に立ち始めた子どもたちの成長と取り巻く環境の変化、「弁当の日」に影響を受けて様々な活動に取り組む大人たちの姿を追いかけたドキュメンタリー作品。シジシージャパンのほか、加盟企業も6社が協賛しています。 義津屋は地域愛着活動として6年前から「弁当の日」応援を継続しています。市長や教育長への呼びかけや竹下和男先生講演会の開催で2017年にあま市の小学校2校が「弁当の日」を始めるきっかけを作りました。甚目寺店では、2020年12月、地元小・中学校6校の「弁当の日」に向けて、応援売場を作りました。 岐阜県のスーパーチェン主婦の店中津川店は、2015年に竹下和男先生講演会を開催して以降、応援活動を継続しています。地元の小中学校での開催に向けて駒場店では、野菜や果物の少量パックなど弁当素材を各所で揃えたほか、レシピも紹介。パートさんが手作りした色とりどりの弁当の見本も人気でした。6年間応援続け、地元で「弁当の日」定着義津屋[愛知]パートさん中心に応援 お弁当見本が好評スーパーチェン主婦の店中津川店[岐阜]事例紹介事例紹介44CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2021

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