CSR&CSV REPORT 2022
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全国大会は各社が事前に収録した実技動画を会場で審査したそれぞれのフェスティバルは、チェッカー委員会が運営協業活動CGCグループでは各地区で加盟企業のチェッカートレーナーなどによる委員会活動が活発に行われています。大きなイベントとなっているのがチェッカーフェスティバルで、地区別と全国で開催しています。フェスティバルではチェッカー委員会による研究発表も見どころになっています。 機関紙『CGCニュース』では、コロナ禍で奮闘するレジ部門にスポットを当てて紹介する「チェッカー最前線」企画を2021年5月号から毎月連載しています。各社とも店の顔であるレジ部門を重視し、体系的な研修やチェック表によるレベル維持などに力を入れています。一方で、セルフレジの普及などハード面で大きな変革期になっていて、協業活動による情報共有35教育・人財開発計9カ所で地区大会を開催選ばれた32人が全国大会へ チェッカーフェスティバルは、やさしい接客を互いに学び合うことを目的に毎年実施しています。9カ所で開催した地区大会には、66社を代表する146人が参加し、優秀な成績を納めた32社32人が、2022年2月の第11回全国チェッカーフェスティバルに出場しました。全国大会は2020年度はコロナ禍で中止しましたが、21年度は会場での実技はやめて、事前に各社で撮影した動画を接客技術の専門家が会場で審査しました。 実技ではお客様のお迎えから商品のスキャン、決済(キャッシュレス)、お見送りまでの一連の動作を行い、お客様役からの質疑応答にも対応しました。基本動作を評価する基本接客力(200点)と会話力・質疑応答能力(100点)で評価しました。 このフェスティバルはチェッカーの皆さんの目標となっており、当日に向けて練習することで大きく成長し、互いの接客を見て学び合います。チェッカー最前線の重要性も増しています。 連載では活躍するチェッカーさんも紹介しています。第11回の全国大会で最高得点をあげ、最優秀賞に輝いたのがラルズ(北海道)の土田恋れんさん。2019年に高校卒業後、ラルズに入社しました。入社のきっかけが、2018年に発生した北海道胆振東部地震。停電の中、店頭販売を実施しお客様の生活を支える企業姿勢に感銘を受け、入社を決意。現在はスーパーアークス光星店で持ち前の笑顔でお客様を元気にしています。感染対策徹底し、チェッカーフェス開催

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