CSR&CSV REPORT 2022
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株式会社シジシージャパン 会長(アクシアル リテイリング株式会社 代表取締役社長)アソシエイツ会会長(三菱食品株式会社 代表取締役社長)CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2022Kazuhiko HaraYutaka Kyoya「協業のこころ」を伝えるメッセージ5 新型コロナウイルス感染拡大で生活様式が一変し、景況の停滞感が否めません。生活防衛意識が高まっていたところに原油高騰や円安、ウクライナ問題が拍車をかけ、数十年ぶりの物価急騰局面の最中にあります。加盟企業だけでなくメーカー様、ベンダー様もそれぞれ対応に苦慮されていることと思います。 近年は企業にも環境や社会性、ガバナンスへの視点を強化し持続性を重視する経営への転換が求められていましたが、こちらもコロナによって一層関心が高まっています。先行きが見通せない中での急激な変化ですが避けては通れません。今こそ製配販が力を合わせ、知恵を持ち寄り難局へ対応をはかる時期と言えるでしょう。 CGCグループはこれからも「異体同心」を合言葉に、お客様の安心と健康と心豊かな生活に貢献できるよう努めてまいりますので、関係各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。 CGCグループは、その基本理念である「地域企業が協働して、流通の革新を図り、生活者の安心と健康と心豊かな暮らしに貢献する」ことを実現すべく、様々な協業活動、環境活動、社会貢献活動を行っております。今なお、新型コロナウイルスの影響が続いている状況下ですが、地域のライフラインの担い手として、最前線で尽力されている皆様に心より感謝申し上げます。 昨今の地政学的リスクにより、原料価格高騰や調達不安が顕在化し、食品流通業界全体で対応すべき課題となっております。我々アソシエイツ会・会員各社といたしましても、CGCグループの地域企業の皆様とますます緊密に協業の上で、従来以上に地域課題解決に向けた取り組みを強化する必要があると感じております。環境・社会貢献活動の推進は勿論のこと、未来にわたり持続可能な食品流通の構築に引き続き尽力して参ります。原 和彦京谷 裕製配販の知恵持ち寄り難局への対応をはかる持続可能な食品流通を緊密な協業活動で構築

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