CSR&CSV REPORT 2024
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都度、マニュアルに増補・改訂大規模自然災害が多発CGC災害マニュアルへ改編東日本大震災CGC地震対応マニュアル作成新潟県中越地区2度の大震災地震対応マニュアル作成阪神・淡路大震災備災マニュアルへ2004年2007年2011年2018年〜自社流のマニュアルに落とし込んで確認(義津屋)CGCのスタッフがポイントを説明(静岡CGCセンター)売場先頭の催事スペースでいざという時の備えを提案する(マルトSC高坂店)独自のボードで備災を訴えた。地震が頻発する中、お客様の反応も良かった島田屋は勉強会後、すぐに実施すべき項目を話し合った備災商品を集めた常設売場を作った(マルトSC湯本店)災害のたびに地域との絆が強くなる1995年2023年50周年機に「災害対策・備災」への取り組み有事の際、自律的に動けるように 『CGCグループ備災マニュアル』は、ただ、置いているだけでは意味がなく、しっかりと各社の仕様に落とし込んで、有事の際に、従業員が自律的且つ迅速に対応できる体制を整えることが大切です。 そのために災害への備えで最優先に取り組むべきことは、従業員とお客様の命を守ること、自社の災害リスクの認識とそれらに必要な対策を実施することです。次に、従業員の備災意識を向上するための自社マニュアルの整備、地域のライフラインを守るために商品の備畜や生活在庫の呼び掛け、被災時の販売方法の確認などがあります。地区や支社、加盟企業ごとの勉強会をシジシージャパンもサポートしています。「生活在庫」のアピールも浸透家庭でのストック提案し続ける いざという時のために、お客様に自宅でストックしてもらう「生活在庫」を加盟企業各社が提案しています。福島県のマルト商事は、今年の3月を防災月間と定めて、CGCの販促企画「今月のスペシャル」対象の「ショッパーズプライス おいしいごはん」を中心に、レトルトカレーや缶詰、フリーズドライみそ汁などを、露出を高めて提案しました。同社では、SC湯本店など13店舗で、賞味期限の長い食品やドライシャンプーなどの雑貨を集めた備災売場を常設。そこにCGCのパックごはんや餅も活用しています。販促物も用意して災害への備えを店頭から呼び掛けています。16

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