CSR&CSV REPORT 2024
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事例発表太陽光エネルギー利用を推進中村英成不動産開発部部長兼リーダー 当社は「2030年に向けたCO₂削減計画書」を策定しました。作成手順は、①電気・ガスのエネルギー使用量を把握 ②CO₂排出量を算出 ③削減目標を計画 ④実行 ⑤実績確認と新たなアクション。また、エネルギー使用量の合理化のため「エネルギー管理標準」を策定し、全店で冷凍・冷蔵設備の管理温度を見直しました。鈴木康正管理本部開発部部長 当社は太陽光発電設備を13店舗と本部に設置し、すべて自家消費しています。導入メリットは、①CO₂削減 ②昼間の電力負荷率の低減 ③太陽光パネルが太陽熱を吸収し遮熱効果による空調負荷の低減 ④蓄電池の同時導入で停電時も電源確保 ⑤税制優遇ーーの5つ。初期費用や運用・維持費用などデメリットの考慮も大切です。WEB参加を含む50社72人が参加。先進事例を共有した閉会の挨拶で、新潟県のウオロクの飯ケ浜耕治委員長が「環境配慮型商品」の販売強化とお客様とともにサステナビリティを考える大切さを訴えた環境活動CGCグループでは、加盟企業の環境に関する優れた事例を共有する場として「CGCグループ環境CSR発表会」を2013年から年1回開催しています。この発表会は23年で11回目を迎えました。フレスタホールディングス[広島]事例発表エネルギー使用量の実態把握からマルトグループホールディングス[福島]35情報共有第11回「CGCグループ環境CSR発表会」 2023年9月28日に「第11回CGCグループ環境CSR発表会」を東京・新宿のCGC会議室で開催し、WEBを含む50社72人が参加しました。 今回は、広島県のフレスタホールディングスが策定した「2030年に向けたCO₂削減計画書」の作成手順などを紹介。福島県のマルトグループホールディングスが太陽光発電の導入メリット・デメリットなどを解説しました。基調講演では、日本ハムが事業戦略とサステナビリティを融合することの重要性を発表しました。先進事例を学び合う

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