CSR&CSV REPORT 2024
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表彰式は12月18日に東京・永田町で開催された新潟の菓子メーカー6社、卸3社、CGCの計10社44人が参加環境活動 ラルズ(北海道)、フレスタ(広島)、原信ナルスオペレーションサービス(新潟)とシジシージャパン、日本貨物鉄道、全国通運の6社は「令和5年度グリーン物流パートナーシップ会議特別賞」を受賞しました。 「農林水産物・食品等における持続可能な物流システム構築モデル」として物流2024年問題への対応やCO₂排出量削減に大きく貢献したことが評価されました。加盟企業が異なる産地からそれぞれトラック輸送で仕入れていた青果物の調達先を集約。モノの流れを可視化し、物流ネットワークを構築して鉄道コンテナ輸送へのシフトを実現させました。22年度は12フィートコンテナ1,678個分を輸国交相・経産省「グリーン物流パートナーシップ会議特別賞」受賞CGCグループは商品や物流、売場の無駄を省いて生産性向上や環境負荷の低減につなげる活動を推進しています。「物流2024年問題」に対応するため、加盟企業とシジシージャパン、お取組企業が知恵を出し合い、物流の全体最適を目指しています。物流36「新潟菓子メーカーパレット物流研究会 社長報告会」スカスカ改善さらに加速 2024年1月31日、新潟県の菓子メーカー6社(亀田製菓、ブルボン、岩塚製菓、三幸製菓、栗山米菓、越後製菓)、卸3社(三菱食品、コンフェックス、山星屋)とシジシージャパンが参加し、「新潟菓子メーカーパレット物流研究会 社長報告会」を開催しました。 この研究会は2020年12月に発足。隔月で開催し、スカスカ商品撲滅やパレット物流を業界に普及させるための仕組みづくりを進めています。1年間の成果を参加メーカーのトップと共有する社長報告会は今回で3回目。メーカー各社の発表では、包材縮小・ノントレー化や、パレット物流に向けたダンボールのモジュール化などの事例が多数報告されました。卸各社も「共通パレットの利用」と「賞味期限の年月表送。CO₂削減量は年間841.6t−CO₂(削減率78%)、トラックでの輸送距離を年間78万9822km(同92%)削減しました。示」の拡大を呼び掛けたほか、メーカー6社の商品を混載して運ぶ「出荷地パレット共配」に取り組むことが全会一致で可決されました。物流問題への取り組み推進

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