CSR&CSV REPORT 2024
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事例紹介CO₂削減を目指しエコストア宣言 東北シジシーと九州シジシーは、エフピコと協働して使用済みの食品トレーやペットボトルを新たな食品トレー容器に再生する「トレーtoトレー」「ボトルto透明容器」に取り組むことを発表しました。2地区の加盟店は地域のエコリーダーを目指す「エコストア宣言」を行い、リサイクル資源の回収やお客様の水平リサイクルへの参加を促しています。 2024年度、東北地区では年間3,600トン、九州地区では同1,300トンのCO₂削減を目指し、環境負荷低減とリサイクル資源の有効活用を推進しています。2地区の加盟企業が「エコストア」を宣言し、持続可能な社会を目指す事例紹介沖縄サンゴ礁の保全活動を推進 九州シジシーは、2011年から「つなごう未来!守ろう美ら海プロジェクト」を実施しています。この企画は対象のCGC商品(九州地区1品、沖縄地区6品)の販売1個につき1円を積み立て、沖縄のサンゴ礁の再生活動に役立ててもらうものです。2023年度は300万円を有限会社海の種に寄付しました。24年秋までに読谷村にサンゴの苗を858本を移植します。累計の寄付金額は2,487万円、移植数は6,988本になりました。同活動のポスターやボードの設置を加盟店で推進し、取り組みをさらに強化していきます。事例紹介「いしかわエコデザイン賞2023」金賞食品リサイクルループで 石川県のマルエーが2023年から取り組みを開始した食品リサイクルループが県主催の「いしかわエコデザイン賞2023」で金賞に選ばれました。 マルエーの店舗から出た魚残さを金沢水産衛生センターで有機肥料にリサイクル。その肥料を地元農家で栽培に使ってもらい「エコマル野菜」のブランドで販売するものです。審査では、地域密着型のお店が残さを農業資源として活用し、収穫した野菜を地域のお客様に販売する、循環型の資源活用を実現させている点が高く評価されました。2023年度は300万円を海の種に寄付した「エコマル野菜」のブランドで店舗で販売東北シジシー[岩手]、九州シジシー[福岡]九州シジシー[福岡]マルエー[石川]40

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