CSR&CSV REPORT 2024
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審査員の声審査委員長 東京造形大学名誉教授 春日 明夫 さん コロナ禍が終息に向かい、家族や友だちと外出したり、外で遊ぶ様子を描いた絵が増えました。世界中で胸が痛む様々な出来事が起きていますが、集まった子ども達の絵からは穏やかに日々を過ごしていることが感じられました。好きなことを楽しむことができるのはとても幸せなことで、我々教育者が望む姿です。加盟店の店長を中心に幼稚園や小学校を訪問して企画を説明児童画教育を専門とする先生方が1枚ずつ丁寧に審査上位入賞者と家族を東京に招いて表彰式を開催文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官小林 恭代さん 今回も夢や希望を感じる作品がたくさん集まり、審査ではその絵の背景にある想いを想像しながら選びました。子ども達は、その年代だからこそ感じ取れることや表現できることがあります。第42回から文部科学大臣賞はじめ上位4賞に中学年の部が新設されました。子ども達の健やかな成長のために、これからもご協力をお願いいたします。 このコンクールは、未来を担う子ども達に感情や発想を豊かに育んでほしいという想いで開催しています。48万を超える作品が集まるのは、CGCの加盟スーパーマーケットの皆様による、地域とのコミュニケーションや細かい努力の積み重ねによるものだと感じています。多大なご尽力に心から感謝申し上げます。店頭でもポスターなどを掲示してコンクールへの応募を呼び掛ける審査員の先生方が評価し合いながら上位賞29作品を選定作品は応募団体や学校に返却。応募店舗で作品展示や独自の表彰式も実施毎日新聞社教育事務室教育事業室統括 富樫 光正さん43社会貢献活動「全国児童画コンクール」CGCグループ最大の社会貢献活動である「全国児童画コンクール」は、2023年で42回目を迎えました。全国の加盟スーパーマーケットが保育所や幼稚園、認定子ども園、小学校へ呼び掛けて、48万を超える応募をいただきました。CGC加盟店はこの企画を通じて地域の方々とつながり、信頼関係を築いています。子どもの情操教育をサポート国内最大規模のコンクールに CGCグループが協賛する「全国児童画コンクール」(主催=毎日新聞社、毎日小学生新聞、日本児童画振興会、後援=文部科学省)は、絵画を通じて児童の情操教育を応援することを目的に、1982年から毎年実施しています。当初は関東地区限定の企画でしたが、第4回から募集地域を全国に拡大。応募作品数も回を重ねるごとに増え続け、子どもを対象とした絵画コンクールでは国内最大規模を誇ります。第42回は、48万8,156作品もの応募をいただきました。 このコンクールは、全国のCGC加盟店が作品応募の窓口となっています。加盟店では店長を中心に幼稚園や保育所、認定子ども園、小学校などを訪問して企画の案内や応募用紙のお届け、作品の引き取り、店舗での展示・表彰式、作品の返却まで行っています。企画を通じて子ども達やその家族、学校関係者などとコミュニケーションをとることで、地域とのつながりを深めています。絵画を通じて地域と信頼関係築く

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