CSR&CSV REPORT 2024
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拠出金は高知県内の福祉団体に寄付し子ども食堂などに活用事例紹介「常磐もの」で地元を応援 福島県のマルト商事は福島や■城で水揚げされる「常磐もの」と呼ばれる水産物の販売を強化し、地元を盛り上げています。これまで消費されてこなかったホシザメやアカエイなどの近海の未利用魚も活用しています。2023年の秋に「マルトスターシャークプロジェクト」と銘打ち、ホシザメを使った商品開発に着手しました。いわき市の割烹料理店とタッグを組んで、鮮魚や惣菜など多様なメニューを開発し、店頭で販売を開始しました。24年1月には東京の有名職人とコラボし、福島県沖などで取れる水産物「常磐もの」の白魚やあおさ、福島県産の小麦「ゆきちから」を合わせた生地を使った4種類の特製ピッツァの販売を始めました。事例紹介食品ロス削減し、地元に寄付 高知県のサンプラザは2023年11月1日〜12月17日まで、食品ロス削減と生活困窮者等の支援を目的とした寄付つき商品販売キャンペーンを実施しました。地元の生鮮品やメーカーの商品、CGC商品など313品の販売1点につき1円、値引きシールが貼られた場合は1円を追加で拠出します。拠出額は56万円を超え、高知県内の福祉団体に寄付しました。CGCや地元企業の商品をメーンに対象アイテムを選定地元の水産物を使ったピッツァをプロの職人と商品開発ホシザメを使った惣菜を地元の料理店と商品化した小田原市の守屋輝彦市長に報告事例紹介未利用魚活用し地元を笑顔に 神奈川県のヤオマサは、小田原市場と取り組み、朝獲れの鮮度抜群の魚介類だけでなく、サイズが不■いな魚や捨てられてしまうことのある未利用魚なども市場で買い取っています。丸魚での販売のほか加工して魚の本当のおいしさを伝えています。「お弁当・お惣菜大賞2024」では未利用魚も活用した「5種のあじ食べ比べ寿司」が最優秀賞を受賞しました。福島の魅力がぎゅっと凝縮されたオリジナルピッツァ最優秀賞を受賞した「5種のあじ食べ比べ寿司」社会貢献活動CGCグループの加盟企業はスーパーマーケットとしてお客様に食を提供するだけでなく、地域の様々な課題解決に向けた社会貢献活動にも力を入れています。消費されずに捨ててしまう未利用魚を使った商品の開発や子ども達のスポーツ活動の活性化などにも貢献しています。マルト商事[福島]サンプラザ[高知]ヤオマサ[神奈川]CGCグループ・加盟企業の取り組み4848より深く地域とつながる

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