CSR&CSV REPORT 2024
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事例紹介移動スーパーで買い物支援 福岡県の西鉄ストアは2023年8月から北九州市八幡東区で移動スーパーを開始し、お年寄りを中心にお店への来店が難しい買物困難者に喜ばれています。 同社のスピナマートさくら通り店で食品から雑貨まで約400種類、約1,000品を軽トラックに積み込み、市街地から山間部まで1日10〜15カ所を週5日、訪問しています。 同社は北九州市と見守り協定を結んでいるほか、防犯チラシの配布などで警察にも協力しています。事例紹介高校生と弁当を共同開発 富山県のアルビスは、3年前から富山県立高岡商業高等学校流通ビジネス科の生徒と共同で商品開発を行っています。2023年は生徒40人が自由な発想で考えた8種類の弁当の中から「高商生流 ! Hawaiianポキ丼」「とやまのあったカレーおでん弁当」「パクっと弁当」の3種類を商品化しました。 2024年1月20、21の両日、開発した生徒達がアルビス美幸町店の店頭に立って、各商品1日150食、計900食を販売しました。お客様から好評だった「ポキ丼」は全店で通年販売しています。事例紹介お客様と共に食品ロス削減へ 新潟県のウオロクは、資源循環・地域貢献の双方につながる新しい活動として「ハピタべ」を2023年2月から5店舗で始めました。この企画は消費・賞味期限が近い商品に「ハピタべシール」を貼り積極的に購入してもらうことで食品ロス削減を推進するものです。お客様はシールを集めてお菓子などが当たるガチャを回したり、地域団体への寄付企画に参加できます。23年6月には同企画で集まった15,200円をフードバンクしばたに贈呈しました。商品の廃棄数は23年2月〜24年3月までで14%改善しました。1週間で約70カ所を訪問。ご近所同士の交流の機会にもなっている小舟店で開催したフードバンクしばたへの寄付金贈呈式開発した高校生がアルビスの店頭で販売も行った。左は「Hawaiianポキ丼」西鉄ストア[福岡]アルビス[富山]ウオロク[新潟]50

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