50年の歴史は
商品への
こだわりの歴史
為替相場の動向から、「輸入品取り扱いの好機」と見た三德社長の堀内寛二が貿易部を設け、それを別会社化したのが株式会社シジシージャパンである。設立直後に起きた第一次石油ショックで緊急調達した輸入品が発火点となり、関東一円に加盟企業が増えていった。そこから主敵と定めたビッグストアの動向に照準を合わせ、グロサリー、日配品、生鮮、惣菜など国内外での商品開発に次々と着手、創立から20年を経て、NB商品の集中化へと活動の領域を広げていった。
(写真上:画期的コンセプトだった「くらしのベスト」=1984年、写真中:大手NBメーカーと開発したPBはキユーピーとのマヨネーズが最初=1989年、写真下:2002年当時のCGC商品)。
みんなで商品に
こだわってきた
協業活動の柱は、常に「商品」であり、それは微動だにしていない。
50年経った今でも加盟する企業の方々の動機は「CGCの商品を販売したいから」。
商品の開発や調達は、全国の代表が集まる部門ごとの会議を中心に決められていくが、
加盟企業の社長たちも商品に常に強い関心を持っており、
全国トップ会でも商品情報を共有し、重点商品の試食を熱心にするほか、
国内外の産地・工場に自ら足を運び、現場・現物・現実で確認してきた。
1975年の第1号トマトジュースを皮切りに
世界中から良いものを調達し1900品に拡大
時代ごとにビッグストアの動向を常にマークしつつ、加盟企業の売場で欠落している商品、お客様からのご要望などさまざまな要素を検討の俎上に載せてCGC商品の開発は進められている。生産地や製造委託先の選定にあたっては、国内外に足を運び、現地・現物を同じ目線で確認してきた。ブランドや商品は時の流れとともに変わっていくが、開発の姿勢はこれからも変わらない。