ぶどう由来の果実味、適度な酸味とタンニンを兼ね備えたバランスの良いカジュアルワインです。
毎日の料理に気軽に合わせられる味わいです。
バレンシア市から内陸に車で1時間。標高600~800mの高地に広がるぶどう畑は、100%自社で管理しています。昼と夜、季節の寒暖差が大きいことから、糖度の高いぶどうが生み出されます。また石灰質と粘土質からなる土壌は、ぶどうに適度な酸味と凝縮感を与えます。
「カベルネソーヴィニヨン」「テンプラニーリョ」といったメジャーな品種に加え、最も重要な品種は、近年注目度が高まっている、この地域の固有種「ボーバル種」。ワインに複雑な味わいとエレガントな果実味、豊富なミネラル感、甘いタンニンを与えるこのぶどうを中心に、栽培を行っています。
2つある醸造所はぶどう畑に隣接。フレッシュなぶどうを丁寧にワインにしていきます。特にボーバル種は、その魅力を最大限に引き出すため、温度変化の少ないコンクリートタンクで醸造しています。
室温16~18℃、湿度85%。貯蔵に適したセラーで700樽以上のワインが静かに熟成の時を重ねています。
女性ならではの感性を活かし、繊細で、味わいのバランスを重視したワインを造っています。もちろん、料理との相性も大切にしています。