よりよい商品を安定的に低価格で提供したい。
すべては小さなスーパーマーケットの想いから始まった。
1973年10月に発生したオイルショック。石油産油国であるアラブ諸国等の間で勃発した第四次中東戦争の影響で原油価格が高騰し、トイレットペーパーや洗剤等、石油関連商品が不足。わずかな商品を求めてお客様が店頭に殺到する社会現象が起きました。「お客様に提供できる商品がない」。それはスーパーマーケットにも衝撃的な出来事でした。その時、各地の中小スーパーマーケットは「お客様に良い商品をより安く、安定的に提供するには、もっと多くの仲間と団結することが必要だ」と痛感したのです。そこで、彼らは東京の株式会社三徳の呼びかけに応じて協業組織(コーペラティブ・チェーン)を結成。同年11月にはオイルショック後の不足品を緊急輸入してお客様に届けることができました。そうした苦境から得た教訓と全国の企業間で結ばれた強い絆が「CGCグループ」の起源。「CGCジャパン」は、その全国本部の役割を担う会社として誕生しました。