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第1回モーダルシフト優良事業者大賞表彰「革新的取組み部門賞」を受賞しました
シジシージャパンは、加盟企業3社(ラルズ、フレスタ、原信ナルスオペレーションサービス)と全国通運様と共にモーダルシフト優良事業者「革新的取組み部門賞」を受賞しました。
「モーダルシフト優良事業者大賞表彰」は一般社団法人 日本物流団体連合会が主催の表彰制度で、環境負荷の低減や物流問題の解決に向けてモーダルシフトの推進を目的に、従来の表彰制度から名称や規定を見直し、今年新たに創設されました。
今回、5社で取り組んだ「共同輸入およびモーダルシフトによるサステナブルな農産品輸送の実現」が革新的、先駆的な取り組みとして表彰されました。
気候変動等により国内の玉ねぎなどの農作物が不作になった場合、各社分をオーストラリアなどの海外産地からまとめて輸入し、横浜港から埼玉県内の加工施設に配送・加工後、北海道、広島、新潟にある各社の配送拠点に輸送するスキームを構築しました。これまで農作物は埼玉の加工施設で袋詰めした後、同県内にある輸送拠点からトラックで配送していましたが、加工施設で鉄道コンテナに移し変えることで、各社の配送拠点へ直接輸送できるようになりました。
これにより、国内の農作物が不作の場合でも安定供給ができるほか、トラックドライバー不足への対応と環境負荷の低減にもつながります。また、リードタイムが短縮されたことで、より鮮度の高い商品の提供が可能となりました。
共同輸送と鉄道貨物の利用により、トラックでの輸送距離を年間1万9,514キロメートル(95%)削減、CO2排出量を年間19.9t-CO2(81%)削減しました。
12月9日(月)に東京・永田町で表彰式が開催され、当社を含め4社に楯が授与されました。 CGCではこの取り組みに参画する加盟企業をさらに増やしてまいります。
- 【12月9日=東京・永田町】ラルズ門脇幸治取締役(中央)、フレスタ岡田任男執行役員(左から二人目)、原信ナルスオペレーションサービス山口武則青果チーフバイヤー(右から二人目)、全国通運野上剛取締役部長(右)、シジシージャパン石井浩貴物流TL(左)