2015年入社
日配事業部 和日配チーム
武田 大二朗
この商品「ワタシ」がつくりました!


社員インタビューInterview

食に関わる仕事で活躍したい。
大学まで硬式野球に打ち込んでいて、就活でどんな業界に進もうかと考えた時に「食品業界」というキーワードが浮かびました。というのも以前、某菓子メーカーの開発秘話をテレビで観て食品業界に興味を持っていたからです。大学ではマーケティングを学んでいて、小売業の授業でボランタリー・チェーンという組織やその流れでシジシージャパン(以下CGC)を知り、調べてみたら私の地元にも加盟店があると分かって。当時は一人暮らしで自炊もしていましたし、食べることも好きなのでCGCで食に関わる仕事をしようと決意しました。
入社後は和日配チームに配属となり、在庫管理や発注業務を担当しました。扱っている品目はナショナルブランドとプライベートブランド(PB)を合わせ、ざっと500商品です。先輩に教わりながら、イベント事や季節商品などで在庫を過不足なく管理できるようみっちり学ばせてもらいました。

プラスアルファの提案で商品力を高める。
現在はこんにゃくと漬物、生麺の開発を担当しています。売り上げが落ち込んでいる商品の改善を提案したり、時には国内外の生産者とやり取りをして、原料の調達から物流改善も行います。例えばこの韓国産のキムチ。2023年から原料費や人件費が上がり、価格が3割くらい上がってしまったことで一時期かなり苦戦しました。化学調味料を一切使わずにきちんと発酵させたキムチはとても旨味が強く、韓国でも人気の商品です。漬物部門で唯一伸びているのがキムチなのですが、価格3割上昇はやはり大きくて。購入意欲を別の側面から上げられるようにと考えたのが、成分訴求や他の商品とセットにしたレシピ提案です。先ほども言ったように身体に嬉しい発酵食品であること、そして韓国でポピュラーな麺料理の「冷麺やカルグクス」に入れたらもっと美味しくなりますよと。既存商品の魅力を加速させるプラスアルファの提案を交えながら、新たな消費者層にも伝わるような、そんな施策を打っており、今では以前の売り上げに回復しています。

私たちは”誰か”のために働いている。
新しい企画を取引先の方々に伝えるというのは、大変なエネルギーを要します。キムチの話にしても、こちらの企画意図を全国にいる約200名のバイヤー、その先にある4000店舗の加盟店に私と同じ熱量で伝えてもらう。それでようやく、その先の消費者の方々に思いが届くというわけです。リニューアルした商品がヒットするかは…そうですね10個手掛けて1個でしょうか。打率1割ですね(苦笑)。その分、ヒットを打てた時の喜びはとてつもなく大きく、やりがいを感じます。
商品リニューアルに携わって5年が経ち、最近になって「人のために働く喜び」を実感しています。私たちCGCは、消費者の方々と加盟店があって成り立っています。商品を手に取っていただくお客様はもちろん、加盟店の喜びや笑顔につながる仕事をすることで、その対価としてお金を頂けます。自分たちの存在価値が何なのか、働く目的とは何なのか、それを理解して働いてくれる人たちに沢山集まってほしいですね。