この商品「ワタシ」がつくりました!

2013年入社
グロサリー事業部 菓子チーム
石岡 秀哉

社員インタビューInterview

謎の流通組織「CGC」に興味を持った日。

大学は農学部で、農作物に寄生する雑草の研究をしていました。同じ研究室の学生は食品関係や農協など、割と食に近しい仕事に就く人が多かったと思います。私がシジシージャパン(以下CGC)を知ったきっかけは、たまたま観た『カンブリア宮殿』でした。CGCが“謎の巨大流通組織”と紹介されていて気になって調べると、私の生まれ育った青森にもCGCに加盟しているスーパーがあり、妙な親近感が湧いてきました。その後、就職活動期に就活イベントでCGCのブースを見つけ、その妙な親近感から応募しました。また商品開発にも魅力を感じ、商品担当になることで自分の商品が消費者の手に渡るまでの流れに携われます。製造者、加盟企業、それに消費者と密に繋がりを感じられると思い、他の会社には無い働きがいがあるかもしれないと思いCGCを志望しました。

市場ニーズと可能性を信じ、ヒット商品に。

入社1年目は日配事業部に所属し、その後、グロサリー事業部の菓子チームに来ました。菓子と言ってもスナック菓子やチョコレート、ビスケットに始まり、煎餅、シリアル、ナッツ類と品目は幅広く扱います。実はコロナ禍になり、爆発的にヒットした商品がありまして。それがプライベートブランド(PB)商品のオートミールです。開発に着手した当初は、日本では依然として「オートミールって何?」状態で、私自身もオーツ麦で作られているくらいしか知りませんでした。競合店がオートミールの販売に力を入れ始めたことに気付き、2021年1月にインターネットで色々調べてみたんです。とにかくレシピが豊富で、甘い系やおかず系にアレンジが可能であること、栄養価が高く健康志向の方に人気と知りました。てっきりシリアルの仲間だと思っていたのは大間違いで、オートミールは食材のひとつになりうるわけです。

売場でオートミールのアレンジレシピを紹介すれば、別の食材も売れるという二次的なメリットも期待できます。すぐにオートミールの開発計画、販売戦略を立てました。6月くらいからテレビでオートミール特集が組まれるようになって。これも追い風となり、9月の発売時から瞬く間にヒット商品になったという感じです。

仲間を巻き込みながら遂行する力が必要

オートミールの時に痛感した事ですが、CGCで働くうえで必要なのは「人を巻き込む力」だと思います。あの時、私はいち早くオートミールの可能性に気付いて熱量が上がりましたが、明らかに周囲との温度差がありました。「本当に売れる?」って。栄養価がどう、アレンジは無限にあるからと、やや勢いで押し切った感はありましたね。結果が伴ったから言える事ですけど(笑)。チームの仲間とメーカーさん、バイヤーさんはそれぞれの視点から意見をしてくださいます。全員の意見を上手に汲みながらベストな道を選択していく。そういった多くの人の協力で良い商品ができたと思います。そのような環境なので、CGCには自己主張のある人材が向いていると思っています。自分がどうしたいかをアピールして、周囲を巻き込んで仕事を遂行していく。自分もまだまだですが、そういった方なら大いに活躍できる会社だと思います。

先輩社員の働き方

2020年入社
生鮮事業部 青果チーム
青木 瑛吾
2015年入社
日配事業部 和日配チーム
武田 大二朗
2013年入社
グロサリー事業部 菓子チーム
石岡 秀哉