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よくあるご質問FAQ
CGCについて
CGCについて
- CGCの意味とどんな組織かを教えてください
- CGCとは、Co-operative Grocer Chain(コーペラティブ・グロサー・チェーン)の頭文字です。共通の理念と目的を持った独立した小売業者が協業した同士結合体の組織です。CGCグループとその本部であるシジシージャパンは1971年に設立されました。詳しくは「CGCとは」をご覧ください。CGCとは
店舗について
- CGCグループのお店を教えてください。
- 加盟企業の一覧がございます。ご利用の都道府県からご確認ください。加盟企業の一覧
ふれ愛交差点について
- 『ふれ愛交差点』はどこで入手できますか?またバックナンバーは譲っていただけますか?
- 毎月25日頃に発行しておりますので、ご利用のCGCグループ加盟店におたずねください。バックナンバーは在庫のご用意がありませんので、申し訳ありませんがご要望にはお応えできません。過去1年間分のバックナンバーは下記でもご覧いただけます。最新号はご利用のCGC加盟店にてご入手ください。バックナンバー
児童画コンクールについて
- 全国児童画コンクールに応募したいのですが?
- ご利用のCGC加盟店と全国児童画コンクール事務局で受け付けています。詳しくはホームページの応募要項をご覧ください。応募要項
- 審査結果を知るにはどうすればいいですか?
- 12月上旬に毎日小学生新聞、毎日新聞の紙上で発表するほか、CGC加盟店にもポスターを掲示します。
キャンペーンについて
- 現在実施しているキャンペーンを教えてください。
- キャンペーンごとに実施しているお店やエリアが異なります。ご利用のCGCグループ加盟店へ直接お問い合わせください。
CGCグループ共通商品券について
- CGCの商品券を購入できるお店と使用できるお店を教えてください。
- 発行元のエス・ビー・システムズのホームページでご確認ください。エス・ビー・システムズ
商品について
CGC商品について
CGC商品全般について
- CGCの開発商品は何種類ありますか?
- 生鮮品から加工食品、日用品まで約1600の開発商品があり、全国のCGCグループ加盟店で購入できます。
- 購入した商品に不具合があった場合はどうしたらよいですか?
- 商品裏面の「販売者」がシジシージャパンの商品は、お客様相談室(0120-912-855)か、ホームページのお問い合わせからご連絡ください。お問い合わせ
- 賞味期限(消費期限)を過ぎても食べられますか?
- 「賞味期限」はおいしくお召し上がりいただける期限です。賞味期限を過ぎてすぐに食べられなくなるわけではありませんが、おいしくお召し上がりいただくため、賞味期限内をおすすめしています。「消費期限」は定められた方法で保存した場合、品質の安全性を欠く恐れがないと認められる期限です。消費期限内にお召し上がりください。
- CGC商品の原材料表示、栄養成分表示、識別表示等の表示方法について教えてください。
- CGC商品は、お客様によりわかりやすい商品情報をお伝えするため、食品表示法に基づいた表示に加え、CGC独自の表記をしています。詳しくは、「CGC商品の表示について」をご覧ください。CGC商品の表示について
- パッケージに記載している「本製品製造工場では〇〇を含む製品を生産しています」というのはどういう意味ですか?
- シジシージャパンの開発商品は、1)生産履歴がはっきりしている、2)第三者認証を取得した企業・工場だけに製造委託をしている、3)製造工場は弊社社員が直接訪問して独自基準で厳しいチェックをしている、4)必要に応じて、工場・行政機関・CGCそれぞれの段階で独自の検査を行っている――とお客様の「安心・安全」を最優先にしております。詳しくは「安心安全への取り組み」をご覧ください。安心安全への取り組み
CGC商品が欲しい
- 商品を直接購入することはできますか?
- 弊社からお客様に直接の販売はしておりません。お近くのCGCグループ加盟店でお買い求めください。ネットショッピング
- お店に商品がない場合は取り寄せられますか?
- ご利用のCGCグループ加盟店へ直接お問い合わせください。
- お店で取り扱ってほしい商品があります。
- ご利用のCGCグループ加盟店へご相談ください。
飲料
濃縮還元ジュース類
- コップに注いだところ、底に多数の小さい沈殿物がありました。飲んでも大丈夫ですか?
- ブドウ果汁に含まれる繊維や酒石(酒石酸水素カリウム)がブドウの色素を吸着して青色の沈殿になる場合がありますが、品質には問題ありません。よく振ってお飲みください。
- 「濃縮還元」の意味を教えてください。
- 飲料の製法の一つです。果実から搾汁した果汁を真空加熱し、水分を蒸発させて濃縮します。ペースト状になった濃縮果汁を冷蔵保存し、ジュースをつくる際に水を加えて搾汁時(果汁100%)の濃さに戻してつくるジュースを濃縮還元といいます。
レモンティー
- コップに注いだら白く濁っています。大丈夫ですか?
- レモンティーが冷蔵庫で冷えると、茶葉の主成分であるカフェインとタンニンが結合して液体に溶けにくくなり、白く濁ることがあります。この濁りを「クリームダウン現象」と言います。加熱すると濁りは消えて透明に戻ります。
PET入り緑茶飲料
- 未開封のお茶の中に細かい沈殿(浮遊)物がありますが、身体に害はないですか?
- 温度変化や時間の経過により、お茶の成分であるタンニンやタンパク質が沈殿したものと思われます。品質には問題ありません。
PET入り烏龍茶飲料
- 買ってから数時間経ちますが、フタの下の泡が消えません。大丈夫ですか?
- 原料茶葉に含まれるサポニンという物質によるものです。サポニンは抗菌作用などの成分としても知られていますが、起泡性を有するので、泡を保持する作用があります。時間の経過と共に次第に消えていきます。
PET飲料全般
- 開栓後はどのくらいの期間で飲んだらよいですか?
- 開栓後、空気に触れると空気中のカビや雑菌が入り、急速に品質が劣化します。開栓後、どのくらいの期間まで飲めるかについては、飲用状態(例えば口を付けて飲まれたなど)や保管状態(保管温度、冷蔵庫の開扉頻度など)により異なり、一概には言えません。開栓後は冷蔵庫に入れ、できるだけ早くお飲みください。
- ペットボトルのまま凍らせてもいいですか?
- 凍らせると水が膨張して、ペットボトルが割れる恐れがあります。ペットボトルのまま凍らせないでください。
- 「コールド専用」と書いてありますが、ペットボトルごと温めて飲んもいいですか?
- コールド専用です。温める場合は、容器に注いで温めてお飲みください。
調製豆乳、成分無調整豆乳
- 調製豆乳と成分無調整豆乳の違いを教えてください。
- 調製豆乳は大豆固形分を6%以上(大豆たんぱく質換算3.0%以上)、成分無調整豆乳は大豆固形分を8%以上(大豆たんぱく質換算3.8%)含みます。また、成分無調整豆乳は原料に大豆と水のみを使用していますが、調製豆乳は水あめ・砂糖・食塩等を添加し、飲みやすくした商品です。
- 常温で保管できて、賞味期限が長いのはなぜですか?
- 殺菌後無菌充填包装しているため、常温でも長く保存出来ます。一度開封されると、注ぎ口や大気中から雑菌が侵入し、急速に品質が劣化します。開封後は冷蔵庫で保存し、賞味期限にかかわらず、2~3日を目安にお飲みください。また、開封後は必ず冷蔵庫で保存してください。
- 開封後、数日しか経ってないのにドロドロしています。もう飲めませんか?
- 開封後の時間経過による品質変化が考えられます。豆乳飲料は中性の飲料で、栄養豊富なため、酸性のジュースなどに比べて変敗が進みやすい傾向があります。開封後、数日で品質変化する場合があります。異臭や分離、凝固などがある場合は、飲用はお止めください。開封後は冷蔵庫で保存し、賞味期限にかかわらず、2~3日を目安にお飲みください。
- 紙パックの内側がシルバーコーティング(アルミ)になっていますが、通常の紙パックのリサイクルに一緒に出せますか?
- 通常の紙パックのリサイクルには出せません。紙ごみ(燃えるごみ)として廃棄するか、お住まいの自治体の区分にしたがって分別してください。「古紙」として回収するかは自治体により異なります。
冷凍食品
冷凍食品全般
- 冷凍庫に保管してあった冷凍食品の袋がパンパンに膨らんでいました。なぜでしょうか?
- 冷凍食品中の氷が温度変化により直接水蒸気になる現象を「昇華現象」と言います。昇華現象により水蒸気が発生すると、袋内の気体が膨張して袋が膨らみます。この場合、商品の品質には問題ありません。一方、冷凍食品が解凍・腐敗している場合、ガスが発生して袋が膨張することがあります。腐敗臭がした場合は、召し上がらないでください。
冷凍和風野菜類
- 油で炒めてからお鍋に水を入れたら、筍から白いブツブツが浮いてきました。食べられますか?
- 白いブツブツは筍に含まれる「チロシン」というアミノ酸が結晶化したものです。水に溶けにくく、温めると消えますが、冷めるとまた白く粉をまぶしたようになります。大切なうまみ成分ですので、そのままお召し上がりください。
冷凍ミックスベジタブル
- 少量のミックスベジタブルを電子レンジで加熱したら、火花が散りました。なぜでしょうか?
- 細かく切った野菜を少量加熱すると、食品のとがった部分にスパーク(火花が飛ぶ)が生じることがあります。量を多め(100g以上が目安)にし、水分をふりかけて加熱してください。
冷凍塩ゆで枝豆・茶豆
- ゆで汁がピンクに変色しましたが、ゆでた枝豆は食べられますか?
- 枝豆には色素のフラボノイドやタンニンが含まれています。この物質は水に溶けやすいため、ゆで汁がピンク色になったと考えられます。また、色素のアントシアニンがゆで汁に反応して赤色になる場合があります。特に冷凍した枝豆は、この色素が溶けだしやすいようです。枝豆の品質には問題ありませんので、安心してお召上がりください。
- 袋のシール部分に穴が二ヶ所開いています。大丈夫ですか?
- 破袋防止の為、袋に穴を開けてあります。
- 内容量はさやの部分も含まれた容量ですか?
- 内容量はさやも含めた容量です。栄養表示はさやを除いた可食部の表示です。
冷凍かぼちゃ
- 煮物を作ったら、かぼちゃが溶けてしまった。
- かぼちゃの皮を下にして重ねずに一列に並べ、煮汁にかぼちゃが浸る程度にし、落としぶたをして煮含めれば、煮崩れしません。また、煮過ぎないよう注意してください。
- 調理したところ、かぼちゃの皮に白い紙のようなものが付着しています。食べても大丈夫ですか?
- かぼちゃには、もともと薄皮があります。この薄皮が加熱により剥がれ、白く付着したように見えることがあります。薄皮はかぼちゃの皮の一部で、セルロース(食物繊維)ですので、食べても害はありません。 品種により厚さは異なりますが、弊社の「CGC冷凍かぼちゃ」のかぼちゃ(ケント種)は、一般的なかぼちゃ(えびす種)と比較し、薄皮がやや厚めですので、加熱すると剥がれやすくなります。
冷凍うどん類
- 部分的に真っ白になっているところがあり、食感もよくありませんでした。冷凍庫に保存していましたが、真っ白になる原因は何ですか?
- 再凍結による現象で、麺の表面から水分がなくなった場合に起こります。冷凍温度帯で保管された場合でも、冷凍庫の霜取り機能などにより温度変化が繰り返された場合に、このような事が起こるようです。軽い冷凍焼けは、ゆでると消えてしまいます。
冷凍ポテトフライ類
- ポテトが所々黒くなっているのですが、これは何でしょうか?食べても大丈夫ですか?
- じゃがいもの生育中や保管期間中に、じゃがいも同士がぶつかることなどにより、ポテトフライに黒点が発生することがあります。食べても害はありません。
冷凍シーフードミックス類
- 解凍方法を教えてください。
- 冷凍の魚介類は、冷蔵庫で半解凍にした後、ザルで水を切って使用します。半解凍した時に出る水は、ドリップ(旨み成分)ではなく、具材の表面を覆っていた氷の被膜(グレーズ)が溶けたものです。電子レンジの解凍でも問題ありませんが、シーフードミックスやむきえびは、中心が凍っている半解凍状態で調理した方がおいしくいただけます。
調味料類
マヨネーズ
- 冷蔵庫で保存していたら、中味が分離してしまいました。どうしてですか?
- 冷蔵庫内の温度低下、もしくは冷凍庫に近い場所に置かれたことにより、中味が凍結してしまったことが原因です。乳化状態が壊れてしまっているため、通常品と比べて大きく風味が劣ります。また、一度乳化状態が壊れた場合、元に戻すことはできません。
オリーブオイル
- オリーブオイルが白く濁っています。これはカビですか?
- オリーブオイルは、冬場など低温になると白い結晶が出てきます。オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は10℃以下で固まる性質をもっており、低温で白く濁るのはオリーブオイルの特徴です。20℃くらいの室温に保つなど、温度が高くなれば透明に戻ります。使用上は問題ありませんが、この結晶化を何度も繰り返すと、香りなどの風味が劣化していきます。
砂糖類
- 賞味期限の記載がありませんが、なぜですか?
- 砂糖は変質しにくい食品で長期保存が可能です。食品衛生法、JAS法でも賞味期限の表示は義務づけられておらず、弊社商品にも賞味期限は記載しておりません。
- 未開封ですが、上の方が黄色っぽく変色しています。下の方は何ともありませんが、使っても大丈夫ですか?
- 砂糖には原料のサトウキビやテンサイ由来のアミノ酸が微量に含まれており、長期間保存していると、糖とアミノ酸が反応を起こして、黄色く変色する事があります。砂糖の品質や衛生上の問題はなく、ご使用できます。
沖縄の砂糖
- 原材料に水酸化カルシウムを使用していますが、これは何のために使っているの?
- 精糖工場では純粋な砂糖を製造するため、原料糖を溶解・ろ過・濃縮しています。この精製工程において、不純物を完全に取り除いて風味を向上させるため、水酸化カルシウムを使用しています。
しょうゆ類
- 開封後、しょうゆの色が濃くなったような気がしますが、なぜですか?使用できますか?
- 開封後、時間が経つにつれて色が濃くなり、風味も落ちていきます。これは温度上昇や空気に触れたことによる酸化が原因です。衛生上の問題はなく、ご使用できます。開封後は、できるだけ冷蔵庫に保管されることをお勧めします。
麺類用つゆ
- 開栓後、常温で保存していたらカビが生えました。なぜですか?
- 塩分が低く、保存料を使用していないため、開栓すると空気中のカビ胞子や浮遊菌などが容器内に入り、繁殖することがあります。カビの場合は液表面に膜を作り、酵母や菌である場合には炭酸ガスを発生することがあります。開栓後は必ず冷蔵庫で保管し、2週間以内に使いきることをお勧めします。
味噌類
- 味噌の色が赤く変わってしまいました。なぜですか?
- 色が濃くなるのは、原料である大豆などのアミノ酸と糖が反応して褐変する現象(メイラード反応)のためです。どんな味噌にも起こる現象です。特に夏場の暑い環境では急速に褐変が進みます。温度の低い場所で保管してください。
- 容器の縁まわりの味噌が白っぽく変色していますが、大丈夫ですか?
- 縁だけであればチロシン(アミノ酸の一種)の結晶と思われます。全体的に変色している場合は酵母発酵が進んだ状態ですので、風味が劣化している可能性があります。
- 味噌の中に水がたまっていますが、大丈夫ですか?
- 「味噌溜まり」と言って、味噌から浸み出してくる旨味成分です。品質には問題ありませんので、混ぜてご使用ください。
酢
- 開栓後のお酢の中に、白くもやもやとした塊ができました。これは何ですか?
- 空気中に存在している酢酸菌が酢に混入すると、白いくらげのような浮遊物(セルロース)を生成することがあります。酢酸菌とセルロースは、身体に悪影響を及ぼすものではありませんが、酢酸菌が増殖した酢は香味が劣化しますので、ご使用はおやめください。開栓後の保管は冷暗所、できれば冷蔵庫で保管されることをお勧めします。
カレールウ
- ルウを入れたのですが、なかなかとろみがつきません。
- ルウを入れてからの加熱不足により、デンプンが糊化せず、とろみがつきにくい場合があります。また、新玉ねぎや冷凍のシーフードミックスなど水分の多い具材を使った時や、デンプンを分解する酵素(アミラーゼ)を含む具材(主にハチミツ)を入れた時に、とろみがつきにくくなります。
- ルウが変色していますが、使用できますか?
- 製品が低温状態(5℃程度)に置かれると、ルウに含まれる油脂が固まり、表面が白~黄色に変色して見えることがあります。いずれも室温に戻すことで色は元に戻ります。また、高温状態(45℃程度以上)に置かれると、カレーパウダーの色素がルウに含まれる油脂と混ざり固まって、表面が白~黄色に変色して見えることがありますが、使用できます。
牛乳、乳飲料、乳製品
牛乳
- ESL製法とは何ですか?
- Extended Shelf Life(品質保持期限の延長)の略です。これは原料乳から殺菌を経てパックに充填されるまでの全ての製造工程の中で、設備の洗浄性、機器殺菌性のレベルを向上させた中で処理することによって、商品の保存性を高める技術です。
- 牛乳に表示してある「乳脂肪分3.6%以上」とはどういう意味ですか?
- 乳脂肪分は同じ乳牛の乳でも一定ではなく、夏場は低く冬場は高くなる傾向があります。そのため、その生乳を殺菌して詰めた成分無調整牛乳も、季節により乳脂肪分が変動します。一括表示欄及び商品に記載している「乳脂肪分3.6%以上」は、年間を通じて最低でも乳脂肪分が3.6%以上含まれているという意味です。
- 牛乳に表示してある「無脂乳固形分」とは何ですか?
- 牛乳中の水分と乳脂肪分以外のもの。たんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどをいいます。
- 紙容器が膨らんでいる(膨張している)のはなぜですか?
- 容器が紙でできているため、中身の重さで横方向に力が働き、容器に膨らみが生じます。
- 牛乳を加熱すると、膜ができますがどうしてですか?
- 牛乳の表面の水分が蒸発して牛乳の脂肪とたんぱく質が凝固し、膜をつくったものです。かき混ぜながら加熱すると膜はできにくくなります。
- 牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロしてしまう。
- 牛乳を飲むとゴロゴロするのは、牛乳中の糖質である乳糖を消化する酵素(ラクターゼ)が少ないか、働きが弱いためです。通常、乳糖は腸内でラクターゼにより分解され、腸から吸収されます。分解されないと腸から吸収することができず、お腹がゴロゴロする原因になると言われています。症状がひどく、下痢を起こす場合を「乳糖不耐症」といいます。牛乳をあまり飲み慣れない方は、少しずつ飲み始めて量を増やしたり、温めて飲むと腸の中の酵素の働きが活発になり、消化しやすくなります。また、料理の中に加えて使うと、乳糖の影響を受けにくくなります。
- 牛乳を凍らせるとどうなりますか?
- 牛乳を冷凍保存すると、水分が氷結晶化することで脂肪球膜の破壊・脂肪の凝集・たんぱく質の凝縮などが起こり、解凍後にザラツキを生じ、水っぽく感じることがあります。冷凍保存はお勧めできません。冷蔵庫(10℃以下)で保存してください。
- 牛乳パックの開け口の反対側の上にあるくぼみは何ですか?
- 視覚に障害のある方が容易に牛乳を識別できるように、牛乳には「切り欠き」が入っています。切り欠きの場所は注ぎ口の反対側と決められています。
低脂肪乳
- 温めたら、牛乳が分離(または凝固)しました。これは大丈夫ですか?
- 製品に含まれるホエイタンパク質は熱等により変性し、凝集しやすい性質があります。そこで、熱安定性の良いホエイ粉を配合する事で、加熱によるタンパク質の凝集を緩和しています。過度に加熱しますと凝集する可能性がありますが、凝集したタンパク質を飲用しても安全性に問題はありません。
ヨーグルト類
- 水分がたくさん出てきました。食べても大丈夫ですか?
- ヨーグルトの表面に出てくる水分は、ホエイ(乳清)と呼ばれるもので、ヨーグルトの成分の一部です。水溶性のたんぱく質、ミネラル、ビタミンなどの栄養分が含まれているので、捨てずに安心してお召し上がりください。ホエイ(乳清)は、冷蔵庫の開閉の振動や、温度変化、開封後の時間経過により、ヨーグルトから出てきたものです。また、ヨーグルトをすくった時に、断面から出てくることがあります。
- ヨーグルトを凍らせると、乳酸菌はどうなるのですか?
- 冷凍しても乳酸菌は生きていますが、休眠状態にあります。口の中で溶けるなど温めると再び活発に活動を始めるので、乳酸菌のパワーが損なわれることはありません。ただし、家庭でヨーグルトを冷凍保存すると、解凍した時に組織が壊れてしまい、風味が損なわれてしまいます。ヨーグルトは0~10℃の冷蔵保存が適しています。
アイスクリーム類
- 賞味期限の記載がありませんが、なぜですか?
- 通常-20℃以下で保存されて販売していますので、時間が経過しても細菌類は増えることはなく、品質が低下したり、腐敗することはありません。食品衛生法、JAS法でも賞味期限表示は義務づけられておらず、弊社商品にも賞味期限は記載しておりません。
乳酸菌飲料
- L.ガゼイ菌入りと表示されていますが、この菌は何ですか?
- ラクトバチルスカゼイ菌のことで、生きたまま腸に届き、腸内環境のバランスを安定させる働きがあります。
チーズ類
- 加熱せずに食べられますか?
- プロセスチーズは加熱加工をしていますので、そのままお召し上がりいただけます。ナチュラルチーズの場合、「要加熱」の記載がある商品は、よく加熱してお召し上がりください。「要加熱」の記載がない商品はそのままお召し上がりいただけます。
- ミックスチーズの原材料に使用している「セルロース」とは何ですか?
- 食物繊維です。細かく短冊形に刻んだチーズ同士が付着しないように、「打ち粉」としての用途で使用しています。
バター、マーガリン
- 表面が黄色くなっています。大丈夫ですか?
- バターやマーガリン(ファットスプレッド)は空気に触れると表面の水分が蒸発し、油分に含まれているカロテン色素の色が強く表れ、色が濃く見えることがあります。表面が油分で覆われるため、それほど深くまで色が変わる事はなく、風味等にほとんど影響を及ぼしません。
マーガリン
- 冷凍保存できますか?
- 冷凍すると、解凍する際に商品に含まれている油脂分と水分で構成された組織が崩れてしまいます。そのため、滑らかな組織と風味が失われ食感が悪くなります。また、表面に水分がにじみ出て、カビ発生の原因となる場合もあります。
バタ-
- バターの保存方法は?
- 5℃以下で冷蔵保存してください。長期保存する場合は冷凍で保存できます。空気に触れないよう、密封保存してください。
レトルト食品、缶詰
パックごはん
- パックの内側に水滴が付いていますが、食べても大丈夫ですか?
- 温度変化により、ごはんの中の水分が出て、パックの内側に水滴になって付着したものです。品質には問題ありませんので安心してお召し上がりください。本製品は精米したお米をパックに入れ、高温高圧で炊飯しパックして蒸らしますので、炊き上がり時に出る水分(湯気)もいっしょにパックしています。
- レンジで温めたところ、酸っぱいような匂いがします。食べても大丈夫ですか?
- 原材料に使用している酸味料(グルコン酸)のニオイだと思われます。敏感な方は、この酸味料のニオイを感じられるようです。
- 一度温めたものを使用せず、再度温めて食べても大丈夫ですか?
- 熱湯で未開封の状態で温められた場合、雑菌が入ることはありませんので、お召し上がりいただけます。但し、加熱を繰り返すのは品質の劣化を招きます。電子レンジで温められた場合、一度開封されていますので、雑菌等が付着した恐れがありますので、お勧めできません。
- このまま食べても大丈夫ですか?
- 加熱により、でんぷんがα化するため、加熱していただくのが一番美味しい食べ方です。このまま食べてはいけないという事ではありませんが、冷やごはんと同じでボソボソとして食感はよくありません。
レトルトカレー、レトルトパスタソース
- 一度湯せんで温めたものを、再加熱して食べても大丈夫でしょうか?未開封です。
- パウチ(袋)を密封して加熱殺菌してあるので、開封を伴わない湯せんの加熱であれば、水分が飛んで煮詰まるようなことはありません。再加熱しても食べられますが、たび重なる温め直しは具やソースの品質を低下させ、美味しさを失わせる事になりますのでお勧めできません。
- 袋のまま電子レンジで温めても大丈夫ですか?
- 開封、未開封にかかわらず、袋の素材に金属を含むため、袋のまま電子レンジで温めないでください。電子レンジを使用する際は、必ず深めの容器に移し、ラップをかけて温めてください。
- 加熱せずに、そのまま食べられますか?
- 製造工程で加熱殺菌を行っていますので、そのまま食べても問題ありません。おいしく食べていただくために、加熱することをおすすめします。
コーン缶
- 黒いコーンが入っていますが、これは何ですか?
- 生育中に鳥などに突かれたり、雨風にさらされたことが原因で、コーンの成長が止まり、黒ずんだ粒になることがあります。厳しい基準の品質管理を行っていますが、まれにこのようなコーンが除去しきれずに製品に入ってしまうことがあります。取り除いてご使用ください。
- 加熱せずにそのまま食べられますか?
- 加熱してありますので、そのままお召し上がりいただけます。
- 缶のつけ汁は使えるのですか?
- 液汁は原料のもつ旨味や甘味、栄養分などを含んでいるので、お好みに合わせてご活用ください。
トマト缶
- 黒くなったものが入っていました。これは何ですか?
- 栽培中にトマトの一部が黒く変色したものです。厳しい基準の品質管理を行っていますが、まれにこのようなトマトが除去しきれずに製品に入ってしまうことがあります。取り除いてご使用ください。
- 缶の内側に赤い(ピンク)色が付いている。
- トマトに含まれている赤色色素であるリコピンが、加熱殺菌及びその後の保管期間に、缶底に沈着することがあります。衛生上の問題はなく、お身体に影響はありません。
- 加熱せず食べられますか?
- 食べられます。加熱してあり、衛生的に問題はありません。
みかん缶
- みかんの表面に白くポツポツしたものがあり、カビに見えます。
- みかんの表面に見える白くボツボツしたものはヘスペリジン(ビタミンP)です。ヘスペリジンはポリフェノールの一種で、みかんの実の部分よりも皮や袋、スジに多く含まれています。品質には問題ありません。
食肉製品
ロースハム
- ハムの表面が魚の「うろこ」のように光っていますが、食べても大丈夫ですか?
- 鋭利な刃物でカットすると、切断面にビルベルジンという胆汁色素が染み出て、光が当ると青緑色に見えます。マグロ、カツオ、サバ等の切り身にも同じ現象が見られます。品質には問題ありません。
ウインナー、ベーコン
- 加熱せずに、そのまま食べられますか?
- 製造工程で加熱殺菌を行っていますので、そのまま食べても問題ありません。おいしく食べるには、加熱することをおすすめします。
農産物加工品
スパゲッティ類
- スパゲッティの表面にある細かい斑点は何ですか?
- 細かい斑点は、「スペック」と言って、デュラム小麦の皮です。デュラムセモリナは小麦を粗挽きにしたものを使用していますので、多少皮や大粒の小麦が入っています。これはセモリナの特徴ですので、品質には問題ありません。
- スパゲッティやマカロニは黄色い色をしていますが、卵は使われていますか?
- 一般的なスパゲッティはデュラムセモリナ小麦と水だけで作られています。黄色い色は原料のデュラムセモリナ小麦が、もともと黄色い色をしているためです。
はちみつ
- はちみつが結晶化してしまいましたが、元に戻すにはどうすれば良いですか?
- 35~45℃(高くても60℃)の低温でゆっくり湯せんにかけて溶かすことで、風味が損なわれず元に戻ります。結晶を湯せんで溶かすとしばらくは結晶しませんが、溶かし残しがあると、また結晶してしまいます。完全に溶けるまでじっくり湯せんしてください。また、湯せんを繰り返すことで、はちみつの色が黒くなる場合がありますが、品質には問題ありません。
- 紅茶に入れたら、色が黒くなりましたが、大丈夫ですか?
- 紅茶の中のタンニンと蜂蜜の中の鉄分が反応して色が黒くなる事があります。
- 結晶した際に黒いところができたが、これは何ですか?
- はちみつに含まれるミネラルのうち、鉄分が多いと黒くなります。花の種類により採取される蜂蜜の成分は異なり、結晶化した際に析出したものと思われます。
- 1歳未満の乳児にはちみつを与えてはだめですか?
- はちみつの中には、時にボツリヌス菌の胞子が入っていて、赤ちゃんの腸内で発芽増殖し、毒素を生み出して中毒を起こす恐れがあります。1歳を経過しますと、菌に対する抵抗力がつきますので、お召し上がりいただけるようになります。
ホットケーキミックス
- 粉に卵と牛乳を混ぜた状態で舐めたら舌がピリピリして炭酸の様な感じがしました。こういうものでしょうか?
- 中に含まれるベーキングパウダーが、牛乳を入れる事によって炭酸ガスを発生したため、そのように感じられたのだと思います。この炭酸ガスによりホットケーキがふっくらと仕上がるもので、通常、ホットケーキとして焼くと炭酸ガスは抜けます。
- 生地の中に白くて周りがギザギザしたプラスチックの異物が入っていました。長さは2cm位あります。
- ハンドホイッパー(泡立て器)の中心部を固定しているプラスチックの芯棒が落下した可能性があります。プラスチックの形状は細長く周りがギザギザしているのが特徴です。
- 牛乳の代わりにグレープジュースを使ったら、切り口が緑色になりました。なぜですか?
- グレープジュースの色素はアントシアニンです。ホットケーキミックスに含まれるベーキングパウダー(重曹)は炭酸水素ナトリウムで、水溶液を少し塩基性にします。そのため、紫から青紫、青、緑に変化したものだと思われます。お召し上がりいただいても問題ありません。
- ホットケーキの生地を作って冷蔵庫で保管し、翌日以降に焼いても良いですか?
- 生地を作り置くと、ホットケーキミックスの中に含まれるベーキングパウダーの作用が弱まり、ふっくら焼きあがらない恐れがあります。焼いてから1枚ずつラップし、冷凍保存することをおすすめします。
- 卵や牛乳を使わずにホットケーキを作ることはできますか?
- ホットケーキミックス200gに対して、水180ml(または豆乳180ml~200ml)で作ることができます。
たけのこの水煮
- たけのこの水煮を切ったら、中に白い物がたくさん付着しています。これは何ですか?
- たけのこの水煮を切ってみると、中央のヒダの部分に、白い固形物が入っていることがあります。これはチロシンというアミノ酸の一種で、水に溶けにくい性質を持つため、こうして結晶となって、たけのこの内部に残ります。旨味成分でもあり、たけのこ特有のえぐ味はこのチロシンが酸化して出来た成分によるものです。もちろん、食べても害はありません。気になる場合は水で洗い流してご使用ください。
- たけのこの水煮に緑色のものが付いています。これは何ですか?
- たけのこの節部分にあるイボ状の部分が加熱処理により、変色したものです。青色・緑色の斑点のようになりますが、水煮にはよく見られる現象で、品質には問題ありません。
- 酸味が気になりますが、大丈夫ですか?
- 本製品は「乳酸発酵」を行うことにより、保存期間を延ばしているため、多少酸味があります。気になる場合は水にしばらく浸してからご使用ください。
細切りたけのこ
- メンマのようなニオイがしますが、大丈夫ですか?
- 一般に販売されているたけのこの水煮の品種は孟宗竹(もうそうちく)ですが、本製品はメンマなどにも利用される麻竹(まちく)を使用しています。麻竹は孟宗竹に比べて、たけのこ特有のニオイが強い特徴があります。調理前に水洗いしていただくとよりおいしくお召上がりいただけます。
しらたき、こんにゃく類
- 冷蔵庫に入れておいたら、細く縮れて硬くなっていた。なぜこのようになったのですか?
- 冷蔵庫の温度が低いところ、冷風が当たるところなどに保管すると、しらたきが凍結し水分が抜けてしまいます。このため細く硬い状態になります。食されても身体に影響はありませんが、食感は大きく損なわれます。こんにゃくの場合はゴムのように硬くなります。
- アク抜き不要のこんにゃくとアク抜きの要るこんにゃくの違いを教えてください。
- 通常のこんにゃくは、水酸化カルシウム(食用の石灰)を使用していますので、アクが出ます。アク抜き不要のこんにゃくは、ホタテ貝の貝殻のカルシウムを使用していますので、アクは少なくなります。
- 白こんにゃくとごぼうを一緒に調理したら、白こんにゃくが青色になりました。
- ごぼうに含まれるクロロゲン酸類(タンニンの一種)がこんにゃくに作用して変色したものです。こんにゃくの凝固剤の石灰(アルカリ性)と作用したものと思われます、安全性については問題ありません。一般に筑前煮は材料を炒めてから、調味料を一緒に入れて煮るため、この現象には気付かれないことが多いと思われます。
- 白こんにゃくと玉ねぎを一緒に調理したら、白こんにゃくが黄色になりました。
- 玉ねぎに含まれているアク(フラボノイド系色素)に反応して、こんにゃくが変色したものと思われます。品質には問題ありません。
- 白こんにゃくと里いもを一緒に調理したら、白こんにゃくがピンク色になりました。
- 里いもに含まれているアク(酸化酵素ポリフェノールオキシターゼ)に反応して、こんにゃくが変色したものと思われます。品質には問題ありません。
キムチ
- キムチの表面に白い粒々がありますが、これは何ですか?
- 白い粒々は酵母菌です。発酵食品ですので、時間の経過とともに発酵します。舌がピリピリするなど、刺激があり酸っぱく感じるため、加熱調理してお召上がりください。
- いつもより酸っぱく感じますが、大丈夫ですか?
- キムチは乳酸発酵食品です。賞味期限内であっても白菜の糖分の個体差により、発酵の進み具合に差が生じ、酸味に違いが出ます。また、保存温度によっても発酵速度は異なります。発酵の進んだキムチは、豚キムチなどのお料理に利用されると、よりおいしくお召し上りいただけます。
国産本漬たくあん
- 着色料を使用していないのに、たくあんの色が黄色いのはなぜですか?
- 大根の収穫時期は10月後半から12月中旬で、収穫後はすぐに塩漬けにします。塩漬けにした大根は発酵と辛み成分の分解が進み、徐々に黄色くなります。大根の辛み成分が多いほど黄色くなります。
納豆
- 納豆に白いブツブツがあります。食べたらサラザラしていますが、これは何ですか?
- 白いブツブツはチロシンというアミノ酸の結晶です。これは大豆のタンパク質が納豆菌によって分解されるときにできます。食べても害はありませんので、ご安心ください。
- 冷凍保存できますか?また、冷凍した場合の品質への影響を教えてください。
- 冷凍保存できます。保存は1ヶ月を目安にしてください。冷凍によって納豆の栄養成分が変化することはありません。ただ、納豆組織の分解が進み多少軟らかくなる傾向があります。納豆の粘質物が冷凍によって壊され、糸引きが多少弱くなることがあります。味に関しては、冷凍による影響はほとんどありません。ニオイに関しては、冷凍により納豆菌の生育が抑えられ、解凍後アンモニアが出にくく、ニオイが抑えられる傾向にあります。
はるさめ
- はるさめの中に黒い点々が見えます。
- はるさめの中の黒い点々は、主原料である緑豆の表皮片です。原料の緑豆を粉砕し、沈殿した澱粉には、表皮片が稀に混入します。品質には問題ありません。
レギュラーコーヒー
- 開封後の保存方法は?
- 購入後、直ぐに飲み切れないことがわかっている場合は、袋の口をしっかりと閉じてから、袋ごと密封容器に入れ、冷蔵庫に保存することをお勧めします。冷蔵することにより風味の低下速度をゆるやかにできます。冷凍庫に保存する場合は、出し入れによって水滴がつき、コーヒーが湿気てしまうことがありますので、ご使用になる量をラップ等で小分けにして保管することをお勧めします。
- 未開封の状態で袋がパンパンに膨らんでいます。大丈夫ですか?
- コーヒー豆の中には細かい気泡があり、炭酸ガスを含んでいます。豆を焙煎したあと、時間の経過や温度変化により袋内に炭酸ガス溜まり袋が膨張します。製品の裏側にガス抜きのバルブがあり、自然に抜けるように設計してありますので、破裂の恐れはありません(中の炭酸ガスは抜けるが、外の空気は入らないようなしくみ)。袋の膨張は自然現象であり、品質には問題ありません。袋を開封していただければ、ガスが抜けて通常の状態に戻ります。
栗甘露煮
- 栗に黒い点のようなものが付着しています。また、部分的に黒変もしていますが、大丈夫ですか?
- 栗の黒い点は「栗の芽」です。また、栗が部分的に黒変しているのは栗に含まれる「ポリフェノール」によるものです。何れも、品質には問題ありませんので、安心してお召し上がりください。
海産物加工品
昆布類
- 白い球状の物が付着していますが、大丈夫ですか?
- マンニットという昆布の旨み成分ですので、そのままお召し上がりください。
カットワカメ
- 白い毛のような物がわかめに付着しています。これは何ですか?
- 白い毛のような物は、わかめの「毛藻(もうそう)」です。わかめ本来の成分ですので、品質には問題ありません。
かつおパック
- 黒っぽいものがありますが、大丈夫ですか?
- 色の濃いものは皮または血合いの部分で、品質には問題ありません。
おさかなソーセージ
- フィルムをむいたら、ソーセージの表面が水でぬれていました。食べても大丈夫ですか?
- フィルムの材質を変更し、むきやすくしたことで表面に水分が残りやすくなったことが原因として考えられます。品質には問題ありませんので、安心してお召し上がりください。
菓子
チョコレート類
- チョコレートが白くなっていますが大丈夫ですか?
- チョコレートの油分が高温(27℃以上)で溶け、再び固まって結晶化したものと思われます。これを「ブルーム現象」といいます。食べられますが、風味が劣ります。
ポテトチップス類
- ポテトチップスの一部が緑色になっています。大丈夫ですか?
- じゃがいもを収穫後、保管の際に日光や電灯の光が長時間当たると、皮の部分が緑化することがあります。本来取り除かれるものですが、そのまま製品に混入してしまったものと思われます。じゃがいも由来のもので、食べても害はありません。
- ポテトチップスに白い毛のようなものが付いていました。
- 原料に使用されている馬鈴薯の芽と思われます。除去工程にて取り残しがあり、製品に付着して白い毛のように見えたものと思われます。
コーンフレーク
- コーンフレークの一部が黒くなっていますが、大丈夫ですか?
- とうもろこしの胚芽部分が焼き上げた際に黒くなる場合があります。食べても害はありません。
- 原材料に記載されている「コーングリッツ」とは何ですか?
- とうもろこしを乾燥させて砕いたものです。
バウムクーヘン
- 原材料に「ワインタイプ発酵調味料」と記載されていますが、これは何ですか?
- お酒由来ですが、あくまでも風味付け程度のものです、焼いてありますので、アルコール成分は飛んでいて残っていません。
- 外袋を開封して数日経過し、カビが生えていた。こんなに早くカビが生えるのですか?
- 外袋内に品質保持剤(アルコール粉末)を封入し、効力保持の為、個包装の袋には小さな穴を開けています。外袋開封後は品質保持効力がなくなりますので、外袋開封後は賞味期限にかかわらず、一両日中(1~2日以内)にお召し上がりください。
バウムクーヘン、ドーナツ
- エージレスを間違って口にしてしまいました。安全性について教えてください。
- エージレスの主成分は鉄粉、ビタミンCなどです。これらは、公的機関により、安全性が確認されています。ただし、食べ物ではありませんので、身体に異常を感じた場合は、病院で必要な処置を受けられる事をおすすめします。
卵
- 白身が白っぽく濁っていることがあります。古い卵なのでは?
- 卵は新鮮なほど白身の部分に二酸化炭素が含まれており、時間の経過と共に二酸化炭素が抜けて透明になります。冬場は気温が低いため二酸化炭素が抜けにくく、白っぽく濁っていることがあります。
- 黄身がいつもより白い(あるいは黄身の色が濃すぎる)ですが、大丈夫ですか?
- 卵黄の色は飼料と関係が深く、鶏が卵黄色素を出す成分(カロチノイド色素)の入った飼料の摂取量が多ければ卵黄の色が濃くなり、摂取量が少なければ色が薄くなります。
- 割ってみたら、白身の部分に0.5ミリくらいの粒のような丸いものが10個ほどありますが、大丈夫ですか?
- 卵の殻の炭酸カルシウムから炭酸ガスが出て、気泡になったと思われます。品質には問題ありません。
- 黄身が分離していますが、大丈夫ですか?
- 卵は、卵巣から卵管内に排卵された卵質に卵白が付着し、卵殻膜が出来て、最後に卵殻が形成されて産卵されます。卵黄膜が破れた卵は、卵巣から卵管内に卵黄が排卵された後、卵白が分泌される前に鶏に何らかのストレスを受けたために発生したものと思われます。衛生上の問題はありません。
- 冷蔵庫に保存しておいたら、殻の表面にシミのようなものが出ています。大丈夫ですか?
- 冷蔵庫の開閉により、殻の表面が結露(水滴が付着)します。その際表面のごく小さいほこりが集まり、結露が乾燥した後、しみのような形で残ったものと思われます。卵自体には問題はありません。
- 卵の殻が消毒臭いですが、大丈夫ですか?
- 鶏卵の洗浄に次亜塩素酸ナトリウム水溶液を使用しているため、消毒臭がしたものと思われます。ニオイに敏感な方は感じる事があるようです。
- 卵の殻に印字されている賞味期限のインクは、身体に害はないですか?
- 天然色素を使用しておりますので、安心してご使用ください。
米類
米
- 白いお米が入っていますが、大丈夫ですか?
- 白いお米はシラタです。夏が暑すぎると多くなります。シラタが多いと炊きあがりが水っぽくなりますが、衛生上の問題はありません。
- 袋に小さい穴がいくつか開いています。
- お米の袋には空気抜けの小さな穴が開いています。この空気穴は、流通時の袋の破損を防いだり、通気の役目をします。
- 米粒がところどころ緑色になっています。カビでしょうか?
- 緑色の米粒は、葉緑素が残ったままお米が成熟したもので、「活青米(いきあおまい)」 と呼ばれています。活青米は未熟米とは異なり、透明度が高く、正常品として扱われています。栄養価や食味に問題ないことが確認されていますので、安心してご使用ください。
発芽玄米
- 発芽玄米とはどんなものですか?
- 玄米を水に浸しておいて0.5mmから1mm程度の芽がでたものです。発芽状態なので柔らかくなっているだけでなく、眠っていた酵素が活性化し、新芽の成長に必要なために栄養素も増えています。圧力釜で炊かなければならない玄米と違い、白米と同じように普通の炊飯器で炊くことができます。
酒類
赤ワイン
- 口にザラザラしたものが残りました。グラスにもザラザラしたものがたくさん付着しています。これは何でしょうか?
- 「酒石」と思われます。酒石は原料のブドウに含まれるミネラル分(カリウム、カルシウムなど)と酒石酸が結合して自然にできるものです。赤ワインの場合、色素を取りこんで紫色の結晶になります。ワインの味、品質には問題ありませんが、多くなると口当たりは悪くなります。
- 瓶の底に沈殿物がありますが、大丈夫ですか?
- ワインが熟成する過程で酒石や色素、タンニンが不溶性になって沈殿したもので、「オリ」と言われるものです。品質には問題ありませんので、安心してお召し上がりください。
焼酎
- 「本格焼酎」とあり、甲類、乙類の記載がありません。甲類、乙類どちらですか?
- 「本格焼酎」の記載がある場合は乙類です。使用できる原料については酒税法で定められており、歴史と伝統の製法を受け継いだ本格派の焼酎ということで「本格焼酎」の表示ができます。 弊社商品「CGC芋の舞」「CGC麦の舞」は、いずれも「本格焼酎」の乙類です。
- 「甲類」「乙類」とは?
- 「甲類」とは連続式蒸留機で造った焼酎です。蒸留を繰り返すことで度数の高いアルコールにし、水を加えて飲み頃のアルコール度数になるようにした焼酎です。無味無臭で、チューハイや果実酒のベースとして使われます。 一方、「乙類」は単式蒸留機で造った焼酎です。米、麦、芋などの原料を発酵させて1回もしくは2回蒸留します。そのため、原料由来の風味や味わいが楽しめるのが特徴です。
- 焼酎に糖分は含まれていますか?
- 焼酎は蒸留酒ですので糖分は含まれておりません。
日用雑貨、消耗品
食品用ラップ
- 溶けたものを食べてしまいましたが、大丈夫ですか?
- 誤って食べてしまっても体内には吸収されず、そのまま体外に排出されますので、ご安心ください。
- ラップでごはんを握ったらご飯が黄色く変色しましたが、なぜですか?食べても大丈夫ですか?
- にがりの入った食塩の場合、にがりの成分である塩化マグネシウムが酸化マグネシウムに変化し、塩の粒の表面がアルカリ性になります。一方、ごはんにはフラボノイドという色素が含まれており、通常は中性なので無色です。このフラボノイド色素は、アルカリ性になると黄色くなる性質を持っているため、にがりの入った食塩をまぶした部分が黄色や黄緑色になることがあります。品質には問題ありませんので、安心してお召上がりください。
- ラップの引出し口が分からなくなりました。直す方法はありますか?
- ラップの主な素材に、「ポリエチレン」と「ポリ塩化ビニリデン(塩ビ)」があります。本製品は「ポリエチレン」を使用しています。単一素材で柔らかく安価で、粘着付与剤等の添加物を一切使用せず、食品にも安心してご利用できます。 使い方によっては、引き出し口が分からなくなることがありますが、爪等で剥がしますとキズがつき、更に状況が悪化する場合があります。このような場合、表面のラップにセロハンテープを巻いて引っ張り出しますと、比較的容易に引き出すことができます。
- ラップの一部がローソクのように溶けて固まっています。
- 本製品の耐熱温度は110℃です。紙箱を通して耐熱温度を超えた熱がラップに伝わると、ラップが溶けて固まってしまうことがあります。熱いガス台やお鍋に近づけたり、IHや電子レンジ、オーブントースター等の熱源の上に紙箱のまま置いた場合、そのような状態になるケースが多いようです。
アルミホイル
- アルミホイルが変色していますが、使えますか?
- アルミの腐食(さび)による変色です。アルミホイルの材料であるアルミの表面は、酸化皮膜で保護されていて、通常の使用条件では腐食はしません。 しかし、保管環境(高温多湿)によっては、腐食することがあります。アルミの成分が変ったものではありませんので、ご使用しても問題はありません。
- アルミホイルを落し蓋に使用出来ますか?
- ご使用できますが、アルミは塩分や酸に弱いので長時間使用すると腐食が発生し、変色や溶けて穴が開くことがあります。また、塩分や酸にも弱いので、梅干や醤油のような食材に触れていると腐食が発生し、穴が開くことがありますので、ご注意ください。
- アルミホイルは光っている面が表ですか?
- アルミホイルは、アルミをローラーとローラーで挟んで薄く延ばしてつくられます。このとき、2枚を重ねて薄く延ばしますが、ローラーに当った面はピカピカと光沢のある面となり、アルミとアルミが重なっていた面は光沢のないツヤ消しの面になります。見た目は異なりますが、1つの材質で出来ていますので機能に変りはなく、表も裏もありません。どちらの面もご使用できます。
土鍋
- なぜ目止めをするのですか?
- 土鍋には、もともと細かい穴が開いているので、煮汁やニオイが浸み込みやすくなっています。そのため、米や片栗粉等の澱粉質で目止めをして穴をふさぎます。目止めをしない場合や目止めが不十分な場合は煮汁等が穴に浸み込み、再度使用された際に鍋の底や縁から煮汁が滲み出ることがあります。また、ニオイも吸着しやすくなります。
- お湯を入れて熱していたら、土鍋の淵から黒っぽい液が滲み出てきました。このまま使用しても大丈夫ですか?
- 土鍋には、もともと細かい穴が開いているので、煮汁やニオイが浸み込みやすくなっています。この浸み込みを防ぐために、ご使用前に「目止め」をお願いしていますが、目止めが不十分であったために、穴に浸み込んだ煮汁が滲み出てきたものと思われます。十分に目止めし、よく乾燥(24時間以上)された上でご使用ください。